面白い光り方なので以前から何度となく撮っていたのだが、もっと生っぽくいけないかと考えていた。
今回のパスは、高度約1000km。遠地点に近いもので、ゆっくり動く。この衛星は遠くても結構光る。この条件でさらに広角なら、ピクセルあたりの露出は稼げるのではないか。
そこで、通常の動画に近い1/10sインターバルでのTL(タイムラプス)で撮ってみた。動画ファイルは20fps固定なので、2倍速の映像になる。
カメラはカシオのEX-10、TL夜景モード、1/10sインターバル、WBは曇り、MFでピント合わせ、f=30mm相当ぐらい、+2.0EVの設定。
TL夜景モードでは、各フレームの露出時間の設定もできる。1/10sとあるが、実際は8掛けの0.08s程度と思われる。
北西を向いて仰角80度くらいにカメラをセットして撮っている。稿末に撮影編集した映像を貼っておく。
動画編集においては、ホットピクセル引き用の原画製作にKikuchiMagick、画像縮小にMSPaint、動画編集にAviutl、フォントにあずきフォントを使用している。
映像冒頭の写真は、ISO400で5s露出で撮ったもの。秋の四辺形左上に、ファルコン9ロケット(41381 2016-013B FALCON 9 R/B)の淡い光跡も写っている。3000km彼方だが、5秒でこれだけ動いてしまう。
TELKOM3通過後しばらくして、グローバルスターM056(25945 1999-058C GLOBALSTAR M056)もフレアを起こしている。この連中は予測はできないが、瞬間的なフレアをよく見せてくれる。
2020/1/2 TELKOM3の通過(2倍速)@浜松市北区
じつは今日も、さらに好条件で見える予報が出ているのだが……どうやら曇りそうだ。
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