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2/1 ベランダ手すりより採取(1)

2/1 ベランダ手すりより採取(2)
浜松市北区でも、スギ花粉が飛び始めた模様。

2010年2011年2013年にも記事にしているが、初めのものが一番見よいのはなんとも進歩がない。
今回は、とりあえず染まり具合は一番よい……気がする。色味など画像処理は何もしていない。

顕微鏡はVixen FM-1500。対物10×、接眼WF15×を使用。カメラはCASIO EX-10。f=112mm相当でのコリメート撮影。
接眼レンズにカメラレンズがぶつからないように、手で調整しながら撮っているので、視野は位置も大きさもまちまち。
視野のケラレはカメラ側のようで、絞りが入ると視野が多角形になる。いまいちコリメートの仕掛けが理解できていないので、撮影法の最適解が出せないでいる。

暖冬ということで1月中にも花粉が飛ぶかと思ったのだが、検出できなかった。
とくに月末3日は、連日雨の後の晴天。セロテープを上向きに半日放置、およびワセリン塗布スライドグラスも同様にして、観察したが見つからず。鼻水センサーは、僅かに反応はあった。

月が替わって1日。くしゃみ鼻水反応が出る。ベランダ手すりを、セロハンテープで10回ほどペタペタ。スライドグラスに染色液を垂らしておき、テープをカバーグラスのように、間に液を挟んで糊で貼り付かないように調整しながら乗せて観察。冒頭にあるだけの花粉(らしきもの)が見つかった。
翌日には、スライドグラスにワセリンを薄く塗り、6時間屋外に放置。染色液を垂らしてカバーグラスを掛けて観察。18mm角の中に3つ見つかった。
セロテープペタペタ法が検出率が良さそうなので、先月もこれででやれば一つ二つは検出できたかもしれない。いずれの日も、天気予報の花粉予測は「少ない」。

ちなみに染色液は、プラ板の上に水滴を4滴、サフラニンOを1滴垂らし、5倍希釈液を作って使用している。

今年の花粉は半分程度、全般に「少ない」といわれている。ただし昨年比であり、平年と比べれば、その9割らしい。
新型コロナウイルスでマスクが市場から消えているようだが、やはり今年も対策は必須のよう。

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