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山中伸弥、小林可夢偉
嬉しい、受賞、入賞のニュースが相次いだ。


7日に決勝が行われたF1第15戦日本GPで、小林可夢偉(ザウバー・フェラーリ)が3位に入賞した。
日本GPでの3位入賞は、1990年の鈴木亜久里(ラルース・ランボルギーニ)以来22年ぶり。日本人としては、2004年アメリカGPの佐藤琢磨(BARホンダ)以来8年ぶり。3人とも3位。

今年のザウバーはそこそこの戦闘力を持ち、チームメイトは3度表彰台に上っていた。可夢偉も、トップグループと変わらないレースペースで走ったり、予選では2位を得たりしていた。ただ、スタート失敗や作戦ミス、グロージャンミサイルに遭うなど運が無く、結果が残せていなかった。

鈴鹿においては、ライコネンによるイエローフラッグ援護もあって、予選は4位獲得。バトンのペナルティで3位グリッドを得た。

決勝はスタートに成功し、第1スティントは2位を走行する。後方では、ウェバーがグロージャンミサイルに撃墜され、アロンソはライコネンに追突されて、戦線離脱。ハミルトンは走りに精彩がない。トップのベッテルはスピードがあり、徐々に離される。

後方3位走行のバトンに合わせてタイヤ交換に入る。対バトンでは順位を守ったものの、その後しばらくタイヤ交換前のリカルドに頭を抑えられる。そのため、4位を走行していたマッサに、タイヤ交換で先行を許す。ベッテルは一人旅、マッサ、可夢偉、バトンと続く。表彰台争いは、この4人に絞られる。

2回目のタイヤ交換では、順位変動は無し。不安定で寿命の判らないピレリタイヤでは攻めるわけにもいかず、各々スピードも似たレベル。第3スティントは、淡々と周回を重ねる。最終盤、バトンがペースを上げ3位を奪いにくる。可夢偉もペースを上げ、ラスト2周では1秒後方まで追い上げられたものの、逃げ切った。

磐石ベッテル、2年ぶりのマッサ、初めての可夢偉がポディウムに。4位バトン、5位にはちゃっかりハミルトン。チームメイトのペレスは、ハミルトンとのバトルで自爆スピンしてリタイヤした。


8日。ノーベル医学・生理学賞が発表された。
京大iPS細胞研究所の山中伸弥氏と、英ケンブリッジ大のジョン・ガードン氏が受賞した。成熟した細胞でも多能性を持てる、という発見に対する授与。
臨床にはまだ至らず、開発発表から6年という異例の早さながら、ずっと評判が高かったiPS細胞研究。ノーベル賞という形で認められ、さらなる発展が期待される。

ガードン氏は、クローン・オタマジャクシを作成した。オタマジャクシの小腸の細胞から核を取り出し、カエルの卵の核と入れ替えて行った。当時の一般認識を覆し、成長分化した細胞にも遺伝情報はすべて残っていることを証明した。その後、クローン羊ドリーが生まれるなどしている。

多能性を持った細胞には、ES細胞(胚性幹細胞)もある。これは分裂し始めた受精卵を潰して作るもので、赤ん坊になるべきものを殺す、という問題がある。それを回避すべく作られたのがiPS細胞(人工多能性幹細胞)。体細胞にいくつかの遺伝子を送り込んで培養すると、初期化されて何にでもなれる細胞になる。倫理的問題が回避されるだけでなく、自分由来の細胞である点もポイント。
山中氏らは2005年、マウスの体細胞に4つの遺伝子を送り込むことでiPS細胞を作り出した。2006年にマウスでの、2007年にはヒトでの、iPS細胞作成を発表した。

臨床には至ってないものの、ALSの治療薬候補が見つかったり、来年にはiPS細胞由来の網膜移植に取り組む、という話も出ている。

そんな中、米ハーバード大では、8ヶ月前にすでに臨床応用が行われていた、というニュースがあった。森口尚史氏らは、今年2月から6人に対し、肝細胞由来のiPS細胞で、心筋細胞作って移植した、という。ただこれには疑問も上がっており、使用したという肝細胞の前駆細胞は、間葉系幹細胞というそもそも心筋に分化できる細胞であった、とする声もある。

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