2011年の大崩落以来、天竜スーパー林道は通行止めが続く。そのほとんどが、山住峠以北の林道・野鳥の森線で起きている。また別箇所で崩れたらしい。
浜松市の林道情報(9/16付)によれば、オオルリの門~ウグイスの門(麻布山登山口)間で路肩決壊があり、通行止めとのこと。
工事期間は「当分の間」で、削れた程度なのか終わってしまっているのか判らない。五丁坂頭山ついでに覗いてきた。9/21現在の状況。
現場は、オオルリの門から北へ数10m行ったあたり。谷側の路面に大穴が開いている。
道路に横断側溝があり、空中写真では小崩落のようなものは見える。
よっすぃ〜と氏の8/15の記事では、麻布山登山口以北はゲートでふさがれている。また当時の映像では、当該箇所に問題はおきていない。
この決壊があったため、登山口以北の開通を早めて、入れ替わりでこちらを通行止めにしたのではないかと推測する。
大穴の谷側は、3mほどのコンクリ擁壁の上に、同じくらいのブロック擁壁が乗る。その上にガードレールと舗装路が乗っている。
沢の土砂が流れ落ち、コンクリ擁壁より下で底が抜け、土砂もろとも舗装面まで流出した状態。底の穴は、人が這って通れそうな程度。
残されたガードレールや横断側溝に損傷は見られない。残った舗装下の地盤もしっかりしており、さほど危険は感じない。とりあえず通行止めにして、雨仕舞いだけしてある。
砂袋が邪魔だが、道路自体は乗用車でも通れそう。道路を塞ぐように置く必要はないのではないか……などと思っていると、麻布山方面から来た軽箱が、砂袋に跳ねながら突破していった。確かに、通れないことはないようだ。
林道情報には、ダム側は通れるように書かれている。
2011年の大崩落も2013年には形になっていた。2014年春に見た崩壊も、もう直したと思われる。
ここは、仮栓をしてコンクリをたっぷり流し込めば済みそうな雰囲気。予算と手間が確保できれば、久々の全線通行可が今年中に実現するかもしれない。
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