一見、アマヅルを思わせる光沢と色。だが、一度騙された轍は踏むまい。よく見れば葉柄が盾着している。調べてみると、やはりツヅラフジ科。ハスノハカズラと判明。
日陰では緑のままだが、写真のように日向で風当たりのある場所では、やや色が変わるようだ。
葉の裏表。
葉柄がはっきり盾着している。常緑だけあって、光沢があり丈夫。葉裏はやや白い。
ハート型、おむずび型、5角形など、ツヅラフジほどではないにせよ変化がある。いずれも角の取れたなるい形状。全縁。
雌雄異株で雄株だったのか、鳥にさらわれた後だったのか、結実の様子はなし。
東海以南の海岸沿い、林縁など、に分布との記述がある。道路わきで林縁ではあるが、浜名湖まででも直線で5km以上。間には峠もある。運び屋の鳥にとっては、まだ海岸沿いの範疇なのか。
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