とりあえず水窪ダムへ。今朝は凪。天竜川のダム湖もここも、湖面に景色が映える。
左下に見えるような、隅に寄った木屑の中で、大きなフナらしき魚がバシャバシャと跳ねていた。産卵の季節で、浅瀬に集まってきたところだろうか。

大きな花ではあるが湿った赤紫色で、どうもパッとしないイメージ。ダム周辺から中腹へかけて、かなり目立つ。

ブナに比べ葉脈が多く、葉裏には葉脈に寄り添うように白い毛がたくさん。
写真の案内板には沢口山とあるが、国土地理院の地図では五丁坂頭山となっている。また門桁山は1377mとあるが、地図では1375mであり、両山の中間にあるピークが1377mになっている。門桁山山頂にある杭の表示は1377米となっている。
途中には観察小屋やスーパー林道へ下る脇道などがある。林道との接続は、北から「ウグイスの門」「ホオジロの門」「オオルリの門」「ヒバリの門」「ヤマガラの門」。初めと終わりはそれなりの上り下りだが、それ以外はおおむね広くなだらかで、とても歩きやすい。
この道とスーパー林道に挟まれた細長い天然林部分は、鳥獣保護区にも指定されている。
間近でツルアジサイを見られた。低山でもよく見られるイワガラミと違って、鋸歯がとても細かい。
標高は1300m前後。余裕で傘を差して歩けるハイキングコース。
ただ、まだ葉の出そろってない樹種もあり、観察目的ならもう少し後の方が良さそう。


門桁山山頂には展望台まで設けられているが、木に茂られて眺望無し。羽虫の襲来を受けるだけ。

麻布山や熊伏山の登山道では、尾根道が根だけで保たれ、その下は崩れ落ちてすっかりがらんどう、というところがあった。それに比べればまだ緩い傾斜。
大きくなると棘がなくなる、程度のものは見かけるが、ここまでの大木は見たことがない。樹皮は大きく縦に割れる。
信じがたい大きさだが、はるか上空の枝ぶりや芽吹きは、たしかにハリギリっぽい。
芽吹いて採り頃のハリギリやコシアブラがあちこちにあった。とても採れる高さではないが。
この圧倒的な存在感は、写真では表せない。
アオバトは数日前に別の場所で初めて聞いたが、どう聞いても「ほ~~ぃ~ほ~~~」であり、ア行には聞こえない。今回も一声だけ聞くことができた。
満開近い状態のサクラ(?)がまだあった。
だらだらと歩いて、「ヤマガラの門」まで45分ほどだった。
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