個人的ハレの日に合わせてくれるように、栽培中のモミジイチゴが熟した。
写真の丸弁、および細葉株では、結実が判っていたが、確認すると細弁も数個は生っていた。いままでは、咲けども咲けども一個たりとも生らなかったことを思えば、肥培は必須でありまた効果は覿面であると結論していいだろう。
いわゆるラズベリーにあるような、お仕着せるような強い匂いではなく、ほのかで上品なキイチゴの香り。果汁に富み、種子は大きくなく、ほどよい酸味と甘みを持つ。つややかで透明感のある橙色の粒。野生種ながら一級品。
モミジイチゴは栽培母種などとしても扱われ、「ゴールデン・メイベリー(Golden mayberry)」の名も付けられているらしい。黄金色の5月のベリー、だろうか。品質についてもゴールデンの名に恥じない。
since 2007.8 by K-ichi
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