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4月19日撮影の風車遠景
浜松市北区の引佐町~滝沢町にかけての、ふそう風力による風車。4月19日撮影。あれから一気に進み、1号機から6号機までが立った。が、その後はしばらく動きがない。

山を削り谷を埋め1 山を削り谷を埋め2 山を削り谷を埋め3 山を削り谷を埋め4 山を削り谷を埋め5
三岳山の川名側の道。
山を削り谷を埋めて、大型トレーラーが通れるように大幅な拡幅、線形改良がされている。ウドやタラノキ、モミジイチゴにヤマグワ、春の楽しみはもう土の中……

立て看板 現在は、滝沢展望台~宇津峠にかけての、取り付け道路を伴う残り4基のための土木工事が行われている模様。ダンプがひっきりなしに通っている。
三岳越えの市道(下町川名線)は、8:00~17:00は通行止め、立須裏から展望台方面への林道(八辻線)は終日通行止めとのこと。

土場 中腹にある土場。おそらく谷間であったところ埋めてしまったんだろう。かなり広い。
前回読み込んだ議事録の中には、工事完了後はガードレールなどを戻してしまうようなことが書かれていた。舗装もだいぶ痛んでおり、何らかの補修は必須。観光資源としての活用の声があることを考えれば、この土場を駐車場化し、補修ついでに拡幅の状態での供用ということも考えられなくもない。

天竜区の風力発電では、こういった拡幅や土場が桁外れに大規模に発生する。環境大破壊のスーパー林道を利用しながら言えたものではないが、少し心配。

2号機 2号機とユニック車
風車はともかくでかい。2号機の脇にはユニック付きのトラックが停まっていた。

風車正面 風車正面アップ ウィングレット
ブレード(羽)は、もっとも風を受けない角度に設定してある。ブレード自体には少し捻りが付いているので、風を正面から受けると逆回転方向に力がかかる。おそらく発電機もブレーキ状態にしてあるのだろうが、強めの風を受けると極ゆっくりと回る。
ブレード先端には、小さなウィングレット(翼端板)が付いている。

ナセルを下から ナセルを後ろから
発電機が入ったナセルは細長い卵形。先細の円柱の先に取り付けられている。
お尻側(ブレードと反対側)の上には、逆U字の骨組みの中に小さな風車が取り付けられている。風速風向などの検出用だろうか。台風など、風力があまりに強いときは、破壊防止のために発電は止められるという。

管理室入口 土砂流出防止策
土台面積は意外なほど小さい。
塔の根元には、管理用の入り口がある。塔、踊場、階段、すべて電気的につなげてある。
周辺には製材カスのようなものがしっかりと敷き詰められている。10cmぐらいあるだろうか、かなりフカフカ。緑化はしないということなので、これが土砂流出防止策なんだろう。

1号機と四日月 立須裏の1号機と四日月。

2 件のコメント:

Shira さんのコメント...

展望台があるというので立ち寄りました。発電施設があるとは知らず、威容にびっくりです。

K-ichi さんのコメント...

横浜から遠路はるばるお疲れ様です。

まだ稼動はしていませんが、この近辺では一番大きな規模の風車群ではないかと思います。
天竜区のスーパー林道沿いに3倍規模のものを立てる計画もあるようです。

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