例年通り4月1日に冬季通行止めが解除され、半月遅れのモミジイチゴが盛りだろうと見計らって出かけてきた。
ここは桜吹雪。手前から前方がスーパー林道(林道天竜線)、左側が秋葉ダムへ下る林道戸倉線。
マタタビがようやく芽吹き、ニワトコやクロモジは花盛り。
イヌシデメフクレフシ(?)。
モクレン科の何かかと思ったら、対生。樹皮を見るとウリハダカエデっぽい。調べてみると冬芽は無毛という。
……冬芽が吹いた状態と見た。
沢沿いにあった、かなり大きいニワトコ。画面中央の、くねくねしながら適当に枝分かれしつつほぼ真上に伸びているのがそれ。
樹高10mはありそう。太さは20cmぐらいあったかもしれない。全体的に枯れて苔むし、朽ち果てるのは時間の問題だが、ところどころから新芽を出している。
ミツバアケビが咲いている最中。
丸いハート型の葉を付ける、路傍のタチツボスミレ。
「地獄の釜の蓋」ことキランソウに居候のクマイチゴの子。
クマイチゴは蕾が出たばかり。
ニガイチゴはぽつぽつ咲き始めたところ。
道路脇のモミジイチゴが満開。
モミジイチゴを締め上げるマタタビ。
せっかく巻き付いても、このモミジイチゴはこの夏で枯れてしまう。
天竜の森あたりには、バイケイソウがいたるところで群生。みずみずしい緑が目に優しい。
天竜の森駐車場などには、毒草である注意書きの看板がある。
道路から少し脇に入ると、ここにもモミジイチゴがみっしり。白い点々がすべて花。
クマバチが忙しそうに蜜を集めている。
道路脇だったら今の芽吹きはなかったであろうタラノキ。
さらに登り進むと窪地があり、バイケイソウが群生し、謎の石積み、祠などがあった。
そして立派なケヤキたち。
秋葉山上社、第一駐車場にある龍山観光協会の案内板。所要時間はおそらく実測。このあたりは最高で50km/h道路だったはずだけれど……
ちなみに現在地~秋葉ダムの距離は、記載の半分。50km/hなら快適だが、それではたいてい前走車に詰まる。
廃墟のお食事処・一本杉(林道阿字山線合流部)を過ぎ、竜頭山登山口へ至る間に、最近できた広場。アンテナのようなものが立っている。
道路のショートカット? 資材置き場? さらに進んだところにある、最近作られた現場。
竜頭山周辺に作られる電源開発の風力発電の工事では、林道久保田線が運搬に使われるという。久保田線とスーパー林道との交差点付近にも、数年前に広場が作られた。風力発電と関係があるんだろうか。これら以外には特に目ぼしいものはなかった。
道路脇でよく見る、力尽きたタラノキ。
こちらは一昨年ぐらいには芽吹きを見たコシアブラ。
山菜採りをするなら、命をつなぐ最低限の最後のひと芽ぐらいは残してほしいもの。
忘れ物。
天誅が下りますように。
since 2007.8 by K-ichi
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