正月に食べた市田柿の干し柿。とりあえず5つほど播いておいたら、ひょっこり芽が出ていた。
1番手は種皮を被ったまま。2番手は逆U字に見えるので、上手く脱いで出てくるかと思いきややはり殻被り。16日撮影。
ネットでは、個別包装の高級な箱詰めが、かなりいい値で売られている。Aコープにあったのは、60円~70円/個ほどの袋詰め。無造作にぎゅうぎゅうに詰め込まれていたが、7割引ならそんなものか。干し柿はとくに好んで食べないのだが、隣町南信の産ということでつまんでみた。想像に反して、これは柔らかく甘く臭みも少なく、とても美味かった。
種のないものが多いが、なかには3つも4つも入っているものもあった。正月に「当たり」を食べると縁起がいいともいう。種はやや細長く尖っていて、見慣れた碁石型の次郎柿のそれとは様子が異なる。
加熱処理をしてないものだから出てもおかしくはないのだが、加工食品から命が生まれるのは、なんとなく妙な気分。
昨秋には次郎柿も播いておいた。市田に遅れること3日。こちらも顔を出してきた。
市田柿にせよ次郎柿にせよ、選抜種であるので、実生はこの名を名乗れない。どんな子なのか、まったりと8年待つとしよう。
since 2007.8 by K-ichi
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