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サツマイモの花@磐田市、9月中旬
いくつか咲かせるのには成功したサツマイモ。遮光して日照時間制限をすれば、花芽を分化誘導できることはわかった。ただ、遮光を止めてしまうと、とたんに葉芽の勢いが増し、その後出る芽はすべて葉芽になってしまう。結局、葉芽に負けてしまったものもあり、遮光後に確認できた花芽の一部が開花しただけで終わった。受粉作業もしてみたが、結実はみなかった。

おなじころ、畑では花をつけているものを見つけた。砂系の土壌で黒いビニルシートが被せてあったが、日当たりはよく環境的には良さそうな場所。品種なのか環境なのかわからないが、花の着いた蔓には5裂などの葉が多かった。
咲いているのは一部分だが、それなりに数はあった。


サツマイモの花芽
最近は17時前に日没を迎える。日の出は6時過ぎ。10月下旬に日照時間は11時間を切る。そろそろ例の条件に近づいてきたので、蔓を眺めてみた。

一部の先端部に、花芽らしきものが見えた。赤紫を帯びてない、黄緑色の縁取りの濃紺の部分。右側と向こう側の2つある。これが自然発生の花芽だと思われる。

11月に入って、急に気温が下がってきた。先例からすると、咲くのはひと月あまり先。場合によっては雪がちらつくかもしれないその頃、咲かせることができるだろうか。

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