8月に挿したマタタビの葉のその後。
ここのところ富士山が良く見えるほど冷え込む日が多くなり、粘っていた葉たちもだいぶ枯れてきた。鉢植えはとうに葉を落としているが、葉挿ししたものはなかなか枯れない。地上部に木質部がないために、さっさと葉を落として冬芽で寒さをやり過ごす、ということができないためだろうか。
軽く触れてみると、しっかり固定されている。発根はしているようだ。
これは同時期に別の鉢で挿したもの。
葉柄の基部が盛大にカルス化して、そこから発根している。端部だけでなく、葉柄の埋もれていた部分のあちこちで、カルスのできかかりのようなブツブツも見られる。枝葉への分化の様子はない。
加温など特別な手段はとらずに、このまま野天で継続する。
春まで持って、芽を作るようなことができるだろうか。
since 2007.8 by K-ichi
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