もっとも遅い梅雨明け、わずか2週間の夏、盆明けとともに秋風。そして1ヶ月の降雨ゼロ。
ウザったいほど茂った蔓草をはじめとする雑草類が、どんどん乾いていく。野良の木々も、根の浅いものはつらそうになってきた。庭木の水やりも考えなくてはならない。水窪湖も枯れるわけだ。
そんな状態の昨日、ようやく心の雨乞いが天に通じた。夕方に急激な雷雨。庭があっという間に川になる。雨樋が用をなさない。そしてそんな土砂降りも10分ほどでひと段落し、西空が明るくなる。
こういう雨も嫌いではないけれど、庭土を持っていくのは勘弁してほしい。夜の間にも、多少しとしととした模様。
翌日、木々も生気を取り戻した。
生け垣下にゲリラっておいたキウイは、縁が枯れかけながらも持ち直す。
丈夫そうな葉を垂れていたトウネズミモチ、チリチリしおしおのムクノキは、一部枯れてしまった葉があるものの、生き延びた葉はすっかり元気。
ぐったりだったクサギも、柄だけは正気を取り戻した。絡んでいるネナシカズラも、ほっと一息、といったところ。
時を見ていたのか雨を待っていたのか、ヒガンバナが一気に伸びだした。
やんぞうこんぞう(イヌマキの実)も心なしか張りが出てきたよう。
昨年はいまごろキノコが盛りだったが、今現在は影も形もない。この雨で目が覚めてくれるだろうか。
since 2007.8 by K-ichi
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