since 2007.8 by K-ichi

2ヶ月も前の日経プラスワンに載っていた料理レシピ。一見して簡単そうで美味そう。滅多にやらない切り抜きをしてあったので、いまごろ試してみた。


日経記事
「サムゲタン風スープ」といい、韓国の滋養強壮料理・サムゲタン(Wikipedia)をアレンジしたもの。入手しやすい材料で手軽に作れる。

材料はいくつか変更した。

鶏肉は、最も安い胸肉に変更した。業務用価格などを見ると、もも肉は胸肉の倍、手羽とささみはその中間程度。内蔵系はこれらの下に位置する。
元のレシピでは手羽元を8本使っている。手羽元は40~50g/本といわれる。8本で320g~あたりなので、胸肉も相当量とする。
ちなみに手羽は、手羽元、手羽なか、手羽先に分かれるらしい。聞きなれない手羽中とは、手羽先として売られている基部側1関節分。骨の先に肉の塊が付く所謂チューリップ(作り方映像)は、手羽元、手羽中を使って作られる。

米の代わりに、市販の赤飯むすびを入れると、よりとろみが付く、ともある。残りご飯が余っていたので、これをおにぎりひとつ分で代用した。

材料にあわせて、作り方も一部変更する。

胸肉は塊なので、裏表にざくざくと切れ込みを入れてから下ごしらえをした。食べやすい大きさに切ってしまってもいいが、解けるぐらいまで煮てしまうのでどちらでもいい。

沸騰したらアクを取る、とあるが、必要性を感じないのでこれはしない。

沸騰後、米を入れて中弱火で15分、クコ(乾物)を入れて15分、とある。赤飯むすび代用の場合は、クコと同じタイミングとのこと。
胸肉は、火を通すと固くなりパサつく、といわれる。ただし、さらに煮込めば柔らかくなるという。そこで煮込む時間を倍にした。沸騰後、30分中弱火で継続し、ご飯を入れてさらに30分とする。
ほろほろと崩れる、まではいかないが、これで十分柔らかくなる。

記事通り味が薄かったので、塩を一振りして味を調えた。ショウガが入るせいか、コショウは入れなくても十分スパイシーだった。

ちなみにご飯は、おむすび半個程度でも良さそう。1個入れてしまうと、スープではなく粥といった風になる。
また、供する際に、刻んだ薬味などを乗せるといいかもしれない。

鶏肉の下ごしらえの待ち時間に材料を準備し、全部ぶっ込んで煮る。簡単ながらかなり美味い。かのレシピは夏バテ対策としているが、体も温まるので冬にもお勧め。

0 件のコメント:

コメントを投稿

.

関連記事


この記事へのリンク by 関連記事、被リンク記事をリストアップする」記事

ブログ アーカイブ