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ダイヤモンド富士を拝んだ地
浜松市内からの、ダイヤモンド富士観望シーズンが終わった。

このあとも、7/27前後には竜頭山の東屋付近から見られそうだが、機材を持って上がるのはしんどい。その先は、市境山脈以外で富士山が見られるポイントが見当たらない。たとえばバラ谷の頭なら、終戦記念日あたりだが、たどり着くこと自体が困難。

浜松からの富士山は、方位角にして60°ほど。これは夏至の頃、太陽が最も北にくるころの日の出位置にあたる。
ダイヤモンド富士の見られる南の端は、北区の陣座峠付近。お鉢にかかる程度には見られるはず。あとは、天竜区の秋葉山など、より北部の山間地になる。


例年は天気の悪い七夕の夜。一時的に月星が見えていた。翌朝、真っ暗なうちに現地へ向かう。雲が多いながらも、明けの明星が輝いている。
天竜スーパー林道へ入ると、断続的な霧に遭う。秋葉山上社を過ぎると、すっかり濃霧。10m先すら危うい。そろそろと進め、以前に撮影したことのある林道久保田線合流部へ向かう。
到着するも、現地はすっかり霧の中。山脈も下界も何も見えない。晴れることを信じて機材を設置。

4時半を過ぎた頃、遠くの山脈の一部が見えてきた。とはいえ、流れる雲、渦巻く霧。ピント出しがせいぜいで、富士山の位置も判らない。日の出まで20分しかない。
4:40ごろになると、山脈の見える範囲が広くなってくる。富士山もときどき見えるように。急ぎ写野に捉える。
4:51:25、日の出。富士山自体は霧で見えないが、シルエットとして捉えることができた。

以下、135mm相当での撮影。


準備はしたものの、すべてが真っ白……

いちばん晴れ上がった瞬間

30秒前なのに……

でも、霧ごしに見えた

以下、1388mm相当での撮影。


富士山頂

日の出

剣ヶ峰ベイリービーズ

お鉢の右肩にかかる

霧の減光による黒点


コリメート撮影機材
撮影機材は、インターバル撮影にはRICHO Caplio R2。135mm相当で10秒間隔。ピント∞設定以外はすべてオート。
これをAviUtlで紙芝居動画化。3fpsで取り込み、時刻などを合成した。1分が2秒なので、30倍速になる。

強拡大映像は、Kenko DVS2500HDで撮る。ズームは使わず44.4mm相当。-2.0EVに設定した以外は標準状態。これに望遠鏡を覗かせる。
望遠鏡は、Vixenビクセン SUPER HALLEYスーパー ハレー SR-1000。D=100mm、f=1000mmの年代ものニュートン反射。Er-32mmを付けて31.25倍とし、コリメート撮影をする。1388mm相当の超望遠。
接続ネジは切ってないので、コリメートアダプタはやっつけで自作した。手近にあった合板(@15ラワン)をキザみ、150円ほどのボルトナット類で組みあげる。
これもAviUtlで、加工編集を行った。「拡張編集」を使うが、「シーン」機能を使うとスマートに処理できることを知る。秋空ねっとのページが詳しい。

いずれも最終的にmpeg4に変換し、YouTubeにアップロードする。久々で忘れてしまったので、おくしよん。ページなどで、おさらいしながら進めた。


各撮影にあたっては、時刻を正確に記録することに留意した。
本番撮影前後に、旅レコ(GPSロガー)の時刻表示を撮影しておいた。EXIF情報と突き合せたり、フレーム数を数えたりすることで、秒スケールでの正確さは求められる。

コリメート撮影にも、思いのほかてこずった。
カメラとアイピースを近づければ、Erエルフレの62°の広視野が生きるが、視界に勾玉形の影ができてしまう。離せば、影は消えるがケラれが出る。センタリングやスケアリングによっても、シビアな反応を見せる。ゴーストも出る。
結局、アイピースとカメラとを4mm空かせ、液晶で確認しながら、ぐりぐりと位置を調整した。多少のケラれと周辺減光、控えめなゴーストは残ったが仕方ない。

以下、収穫映像。


ダイヤモンド富士@浜松 (135mm相当)

ダイヤモンド富士@浜松 (1388mm相当)

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