実生のサラセニア2年生に、大き目の葉が出てきた。
1年前は、やっと本葉が出てきたところだったこれら。
その頃と大差ないサイズのままずっと経っていたが、ここのところ、大きめの葉を出しはじめた。もっとも長いもので3cm。親株のような模様は見られないものの、筒の腹側(株の中心側)に、ヒレ状のものも見えてきた。
この実生は、16株が育ち、冬季は玄関に取り込んで保護していた。凍らない程度に寒さを与えていたが、同様に管理したマンゴーは枯れ込み、新たに得ていたハエトリソウの実生苗もまた全滅。
サラセニアもいくつかは枯れたが、10株ほど残ってくれた。これでも枯れる個体が出たということは、保護無しでは冬越しは難しいと思われる。
もうひとつ、いっしょに管理していたのが、アフリカナガバモウセンゴケ。毎年地上部がすべて枯れ、初夏にプロトコーム状に復活し、数枚ぺろりと葉を出す。花は当然咲かない。
今年は保護したおかげで地上部が冬越しできた。株はまだ小さいながらも、花茎は2本立ち、先日まで咲いていた。
モウセンゴケの親株は上記の様子だが、ハエトリソウやサラセニアの親株はかなり丈夫。浜松市北区では、野天で問題ない。冬は氷点下もあるので、当然凍っている。
サラセニアは、根が立派。冬も保護は要らない。ならば花壇に植えてみよう、と試してみたのが一昨年の春。昨年も調子は上がらず。
今年はさらに衰えた様子。黒土が合わないのか、多肥なのか。なんとなく、植え込んだ当時の鉢用土内だけで生きているような気もする。
そろそろ限界だろうか……
since 2007.8 by K-ichi
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