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旅レコ(GPSロガー)の、時刻表示の正確さについて、および二次電池使用時のもちについて、確認してみた。


AviUtlで編集、計数する
旅レコは、本体液晶で動作状況や位置情報、時刻などを表示できる。
ダイヤモンド富士の映像処理は、旅レコの時計(GPS時計)の表示を基準に行った。

GPS時計や電波時計(長波JJY)などは、ソースには高性能な原子時計が使われる。精度は十分に高い。ただ、機器内遅延などで、表示までにタイムラグが発生している(=確度が下がる)可能性はある。地デジに変わって時報がなくなったのは、このあたりが理由らしい。
絶対的な基準は持ち合わせていないので、手近な正確そうな時計の類を集めて、比較してみることにした。ちなみに、それなりの施設で使われる装置はウン10万円コースとのこと。

比較するのは、GPS時計、電波時計、PC、117時報、の4つ。
もっとも正確と予想されるのは、NTT固定電話の117。歴史もあり、おそらく電話回線長での誤差ぐらい。逆に怪しいのは、NTPサーバへ同期するPC。ネット越しということで、混雑具合次第で変化しそう。とりあえず117を基準に計測する。
あれこれ調べてみると、電話回線遅延は数10ms発生する、という記述がある。電波時計に関しては、製品レベルで±100msなどとある。

すべてを一緒に映像に撮り、フレーム数を数えて進み遅れを調べる。約30fpsなので、最小単位である1フレームは33.3msになる。ただし、カメラ(DVS2500HD)が24fps→30fps変換をしてしまうため、1フレーム程度はズレる可能性がある。
GPS時計は、I-O DATAの旅レコ。屋外で衛星を捕獲させておく。電波時計は、CASIOのWAVE CEPTOR DQD-10。これも手動で強制受信させておく。PCは、NTPサーバ(time.windows.com)に「今すぐ更新」で同期させる。準備が整ってから30分以内に撮影をする。
映像は、AviUtlでフレーム計数を行う。10秒毎のポーン音から何フレーム目で表示が切り替わり「始める」か、を数える。液晶はスパッと変わらないので、ここでも1フレームぐらいはズレる可能性がある。また、フレーム内のどのあたりで鳴り始めるかで、最大1フレーム弱のズレも出る。1分程度測り、バラつきや平均を見る。

ちなみにこの電波時計。調べてみると、カシオの初号機とのこと。購入価格は980円。当時ですでに「売れ残り」だったのかもしれない。
すでに生産終了だが、これがなかなかの逸品。以降購入した他製品、他社製品に比べ、電波を掴みやすく安定している。ただし、福島の40kHz専用。電池のもちは半端なく良い。バックライト機能はないがアラームは付いている。
軽薄短小、チープなイメージのカシオだが、「華奢ながら丈夫で手堅い物」作りでは右に出るものなし。

計測は、夕方(18:00頃)、早朝(4:40頃)、昼過ぎ(14:10頃)、夕方(19:10頃)に行った。結果は以下のとおり。
もっとも安定なのが電波時計。すべての計測を通して3~5フレーム(0.1s~0.167s)の遅延。1計測あたりでは2フレームのブレ。約1分の平均で見ると、順に4.43、4.00、3.86、4.43フレーム。一定したわずかな遅延(0.1s強)があるのみで好成績。
次点はGPS時計か。遅れは大きく、12~16フレーム(0.4s~0.533s)もある。計測あたりのブレは3フレーム。平均は、13.1、14.5、15.6、14.6フレーム。完全に裏拍。ただし、これもバラつきは少なめで、0.5s弱の遅れと見てよさそう。
非常にバラけたのがPC(NTPサーバ)。3回目までは0~3フレームの遅れと好成績。ところが4回目は、16~17フレームとガッツリ遅れた。計測あたりのブレは3フレーム。平均は、1.86、0.00、2.43、16.4フレーム。ネットが混んでいたんだろうか。

結論としては、GPS時計も電波時計も遅延はある。変化は少ないので、補正値を知っておけば、0.1秒スケールも十分目安にはなりそう。
ダイヤモンド富士映像の表示時刻は、0.5秒ほど早める必要がある。ただし、もともと23秒台前半なので、日の出時刻は4:51:23で変わらない。


時刻の同期チェック:117(音声)/PC/旅レコ/電波時計




最近、エネループを入手した。
Panasonicが、欲しくて欲しくてたまらなかったSANYOの宝。潤沢な資金の下で、両社の技術が融合したコレは、一度は使ってみたいと思った次第。


急速充電器が同梱の標準容量タイプ (Amazon)
標準品eneloopは1900mAh、高容量品eneloop proは2450mAh。後者はデジカムに入れっぱなしなので、前者で旅レコを動かしてみた。
ちなみにデジカムには、ホームセンターのアルカリ乾電池(@\25)を使っていたが、あっという間になくなってしまう。熱も持つ。こちらに切り替えたところ、明らかにライフが伸びた。

以前の実験では、添付電池を断続的に使って15時間ほどだった。普段使っていたホムセンお値打ちアルカリ電池では、10時間に届かない。
1900mAhエネループで連続ロギングを試したところ、14時間15分あまり継続できた。電池切れ表示に気づいた後も、1時間15分以上もった。
以前の実験では、電池切れ間際にはロギング間隔が飛んだり、標高データが暴れたりしていたが、今回はそれが無かった。問題ないデータが続き、すっぱり終わっている。

いい所だらけにみえるエネループだが、デジカメでは少々不具合も出る。
Caplio R2では、電圧が足りないせいか、フラッシュ充電中に液晶が消えてしまう。一呼吸待ってやれば何事もなく復帰するが、あまり気持ちのいい現象ではない。
価格も、ホムセン乾電池に比べればひと桁高い。

ともあれ、回数が使えるうえ、一度の使用時間が長いのはうれしい。
電池の個体差や衛星捕獲状況(探索時に高消費電力)などで、使用時間は変わってくるので、あくまで参考データではある。

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