また水窪ダム奥の林道戸中山線も、いまだ通行止めのままになっている。そのあたりを正月にぶらついてきた。
正月2日。とある用事で、福沢林道を登ってみた。福沢林道は、竜頭山の北のあたりでスーパー林道に接続する。
枝道林道は、スーパー林道への合流点でゲート封鎖される。夏タイヤで登れるだけ登り、あとは徒歩で、という目算で向かった。
結局、高圧線をくぐる標高700m付近の圧雪アイスバーンが登れず、その手前から歩くことになった。スーパー林道まで5.5km、標高差450mといったところ。
しばらくは乾燥路面もあったが、断続的に積雪、凍結、圧雪などが出現。そして雪景色に変わっていく。
ウサギとヤマドリは素人目にも楽しめるが、他の獣はハッキリしない足跡でよく判らない。
2時間もかかってスーパー林道に到着。ここまで来ると、しっかり積もっている。状況によって変わるが、おおむね10~15cmか。
獣らの足跡と、わずかな人の足跡と、消え入りそうな轍の跡。側溝も判別できない。
中央駐車場と避難小屋。
路面が見える場所もいくらかはあるが、総じて靴が埋まる積雪。雪質は粉状で、危険な凍結箇所もほとんどない。
濡れないし滑らないし、ふかふかでクッション性もある。帰路は積もった下り坂なので、ばふばふ蹴散らしながら下れて楽しめた。
ただしこれは、スーパー林道上だけの話。福沢林道でやったら、崖下まで滑り落ちる。
避難小屋はもちろん開いている。板張りで結構広い。
中はカレーの匂い。午後3時の室内でも、温度計は-1℃。
ひと月前。この坂の向こう側は、ほとんど積もってなかった。
3日には戸中山林道を覗いてみた。
全面通行止めのハズなので予定はしていなかったのだが、現地看板によると1月15日から1月末までの平日昼間のみ通行止めらしい。
期間外の今はもちろん、「日曜は通れます」とも明記してあった。林道情報ページ、いい加減過ぎないか。
工事の現場は、ダートに入るY字路から1.8km付近。吊橋より手前の川側。
路肩が落ちたのか、バリケードが並べてある。道幅も狭くなっている気がしたが、車で普通に通れる状態。
ゲートを目指して車で進むが、落石が随所にあり、ときどき降車を余儀なくされる。戸中川を渡った後は、凍結路面が多くなる。危険を感じて途中で停めて歩くことにした。
もっとも、その先200m(ゲートまで1.7km)で通行止めになっていたが。これはバラ谷の頭へ登ったゴールデンウィークのままの状態。
凍結路面に足を取られつつゲートを通過。その後は、積雪も断続的に出てくる。つららだらけの小滝などを眺め、雪化粧の丸盆・鎌崩などを望みながら歩を進める。
冬の表情に変わっている以外は、以前の様子から特段変わったことはなし。森林管理所が通行止めにしているという2.5km付近なども、バリケード1つと注意書きがあるだけ。
シブロクを通過し、バラ谷への取付きを過ぎ、5.0kmポストの先の崩壊地もそのままだった。
この先には、黒法師・丸盆登山口、不動岳登山口などがあるが、雪が載っているコレを乗り越えていくのはちょっと怖い。
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