ナワシロイチゴが開花した。これは庭先の土手に自生したもの。
フラッシュのせいもあるが萼は毛深い。ピンクの花をつけるが花弁は開かない。強制的に自家受粉するためかと思いきや、結実する量は少ないことも多く、一つの花にたった2粒3粒だけ、というのも珍しくない。
がっつり確実に花粉を運んでくれる、これをこじ開けられるような屈強な虫(ミツバチなど)のみ呼び込むためだろうか。ちなみに蜜は、中央にある雌蕊の周り、輪状に生えた雄蕊の内側の花托上にある。
葉は3出複葉。今年の吸枝(サッカー)では5小葉のものも見られる。芽や葉裏は毛で覆われ白い。棘は多く、蔓性。他の植物に寄りかかったり地を這ったりして伸び、地面に着いた部分からは根を出す。
似た雰囲気のものにエビガライチゴがある。
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