MSXに触れるきっかけを作ってくれた、亡きM.T.君。新し物好きの家で、居間には1万円/インチ以上したであろう、32インチの超大型テレビ(当時)。これにMB-H2をつないで触らせてもらっていた。
時代は流れ、いま目の前には27インチのLCDが座っている。これにMSXturboRをつないでみた。
U2711の設定は、DynamicContrast機能を切り、BrightnessとContrastを調整した。1:1(ドットバイドット)では表示が小さすぎ、2:2や3:3というモードもないので、Aspect固定モードとした。turboR側はライン出力(コンポジット出力)を使う。LCD画面をCaplioR2で撮影。
標準的な起動直後のBASIC画面。
LCDは縦1440ピクセルあるので、MSXの1ドットはLCDの6ピクセル角程度になっている。細かいマス目が見えるが、これはU2711がコンポジット信号をデジタイズして作ったピクセルと思われる。
ゴーストが見えるが、そこそこきれい。
背景色を黒にしてみた。
やや癖のある表情ながら、比較的きれいに見える。
背景が黒になったためにゴーストが見えなくなったのが大きい。
ここまでの画面モードは、SCREEN1の256×192ドット。インターレースを考慮しない標準的なNTSCレベルの画質。次に横解像度が実質2倍の480×192ドット、SCREEN0:WIDTH80として起動してみた。
乱視が悪化したよう。
背景を黒にしてみる。
ゴーストが見えなくなり、すっきりくっきり乱視が悪化。見るに耐えない。
512+αの画像を640サンプルしたのでは、サンプリング定理に反してしまう。このあたりの問題ではないかと想像するが、どうしようもない。
つぎに、コンパル製アップスキャンコンバータ「あぷこん」を経由させてみた。かつて1万円弱で購入したもの。
やや眠い気がするが、ゴーストは見られず素直な印象。
背景を黒にしてみると、好印象も吹っ飛ぶ色着きだった。程度のかなり悪いアクロマートで輝星を撮ったよう。この規則性のない青は、どういう着き方なのだろう。
SCREEN0にしてみる。
かなりカラフルだが、乱視は起きてない。普通に読める。テレビにライン接続したときとよく似た印象。
予想はつくが黒くしてみた。
滲みはともかく、飛んで弾けて着いている色は何なんだろう。
どちらも一長一短。ただ、ある程度解像度を上げないと不便であり、乱視で読めないよりはセロハンを通してでも読めた方が良い。あぷこん経由で使うことになりそう。
しかし、標準色であるCOLOR 15,4,7(ホワイト文字ブルー背景シアン周辺)は、よく考えられた組み合わせだとあらためて感心。
そんな結論としたつもりが……
漢字モードを使ってみると、困ってしまった。CALL KANJI3として、512×424ドット(縦はインターレース使用)で使ってみると、あぷこんでは潰れてしまう。この画像では単純に潰れているが、実際には点滅している。あぷこんではU2711のようにプログレッシブ化はしてないよう。
悩ましい。
since 2007.8 by K-ichi
16日朝。ところどころ薄らと雪化粧。31日に降って以来の「事件」なので、融けないうちにと写真を撮った。
16日深夜。ふと外を見やると、なにやら白んでいる。そういえば物音がしない。表に出てみると、ふんわりと積もった雪。アンテナの細い骨の上にも、ちゃんと乗っかっている。かなり冷えているはずなのに、全くの無風で、いつもの刺すような冷たさがない。
明けて17日朝。北区では積雪が5cmにもなった。大通りもシャーベットが凍った状態で、各所で通行止め。バスも南区や磐田方面を除いて朝のうち運休。東名高速も袋井~豊田が通行止め。午後になってようやく、三ヶ日以西に範囲が狭められた。
冬タイヤの概念のない当地では、当然に出勤も見合わせ。あちこちで、スリップ、スタックがあったらしいが、無理をしても何の得もない。
昨年暮れ近くまで咲いていたバラは、葉もまだ青い。このレモン、これだけの雪は初体験かもしれない。
雪は日中、日当たりではあらかた融けたものの、日陰は凍結状態が残った。翌日に持ち越すこと自体珍しいが、日陰ではさらに今朝まで、都合3泊2日も残った場所があった。ここまでの大雪はいつ以来だろう。
16日深夜。ふと外を見やると、なにやら白んでいる。そういえば物音がしない。表に出てみると、ふんわりと積もった雪。アンテナの細い骨の上にも、ちゃんと乗っかっている。かなり冷えているはずなのに、全くの無風で、いつもの刺すような冷たさがない。
明けて17日朝。北区では積雪が5cmにもなった。大通りもシャーベットが凍った状態で、各所で通行止め。バスも南区や磐田方面を除いて朝のうち運休。東名高速も袋井~豊田が通行止め。午後になってようやく、三ヶ日以西に範囲が狭められた。
冬タイヤの概念のない当地では、当然に出勤も見合わせ。あちこちで、スリップ、スタックがあったらしいが、無理をしても何の得もない。
昨年暮れ近くまで咲いていたバラは、葉もまだ青い。このレモン、これだけの雪は初体験かもしれない。
雪は日中、日当たりではあらかた融けたものの、日陰は凍結状態が残った。翌日に持ち越すこと自体珍しいが、日陰ではさらに今朝まで、都合3泊2日も残った場所があった。ここまでの大雪はいつ以来だろう。
日経新聞1/18付31ページ静岡経済面に、新しいバーコードの記事があった。
ペガサスネットが開発したのは、カラーエンコードという丸いバーコード。木の年輪のような形状で、橙、水色、緑、紫の4色を使う。中心から外方向、および円周方向の配置で情報を表す。単体で使うほか、半分に割って間に画像を挟み、その画像を含めた全体をコード化する用法もある。
120km/hでも読み取り可能で、解析は0.3秒で完了する。
画像を挟む用法では、データ量は90万文字程度まで可能。そのコードを専用サーバに送れば、情報検索もできる。この機能を携帯などに搭載すれば、ワンショット即情報検索、というようなサービスが提供できる。
1コード1000円、100コードから注文を受ける。通販、出版業界の利用を見込み、2~3年後に2000万円/月を目指す。
カラーエンコード
(円形バーコード)例
QRコードに続く新型のバーコードか! とググってはみたものの情報は無し。日経新聞ネタは、たいてい2、3のサイトで採りあげているものだが、見当たらない。静岡経済面だからなのか、驚くほどのネタでもないのか。
メジャーになった2次元バーコードのQRコードは、7000桁、3KB程度という。6倍ほどにまで増やした規格(iQRコード)もあるらしい。「90万文字」を額面通り受け取れば、iQRの90倍。もちろん、視覚に訴えるために任意の90万文字分のデータを持てるわけではないが、コードとしてのこの規模は大きそう。
ただ、あらためてカラーエンコードの説明GIFを見ると、データ量の大きさを利点とするのではなく、むしろ「送信する画像データ(JPEG)が90KB程度だからサーバも楽だよ」と読める。また90KBということは、「90万文字」というより「90万桁の数字」なのかもしれない。もっとも、9万バイトに90万桁の数字を当てはめる方法も考えつかないが……
情報処理能力は必ず進歩するので、いずれ将来に主流になるのは、説明GIFの言うところの「サーバーが過負荷状態!!」の「画像から情報取得」であるのは確実。
ともあれ、それまでのつなぎ規格として標準になれたなら、同県民としてちょっとうれしい。
ペガサスネットが開発したのは、カラーエンコードという丸いバーコード。木の年輪のような形状で、橙、水色、緑、紫の4色を使う。中心から外方向、および円周方向の配置で情報を表す。単体で使うほか、半分に割って間に画像を挟み、その画像を含めた全体をコード化する用法もある。
120km/hでも読み取り可能で、解析は0.3秒で完了する。
画像を挟む用法では、データ量は90万文字程度まで可能。そのコードを専用サーバに送れば、情報検索もできる。この機能を携帯などに搭載すれば、ワンショット即情報検索、というようなサービスが提供できる。
1コード1000円、100コードから注文を受ける。通販、出版業界の利用を見込み、2~3年後に2000万円/月を目指す。
(円形バーコード)例
メジャーになった2次元バーコードのQRコードは、7000桁、3KB程度という。6倍ほどにまで増やした規格(iQRコード)もあるらしい。「90万文字」を額面通り受け取れば、iQRの90倍。もちろん、視覚に訴えるために任意の90万文字分のデータを持てるわけではないが、コードとしてのこの規模は大きそう。
ただ、あらためてカラーエンコードの説明GIFを見ると、データ量の大きさを利点とするのではなく、むしろ「送信する画像データ(JPEG)が90KB程度だからサーバも楽だよ」と読める。また90KBということは、「90万文字」というより「90万桁の数字」なのかもしれない。もっとも、9万バイトに90万桁の数字を当てはめる方法も考えつかないが……
情報処理能力は必ず進歩するので、いずれ将来に主流になるのは、説明GIFの言うところの「サーバーが過負荷状態!!」の「画像から情報取得」であるのは確実。
ともあれ、それまでのつなぎ規格として標準になれたなら、同県民としてちょっとうれしい。

ちょうど寒気が来て、空気は澄み、透明度は抜群。23時ごろには、カノープスも瞬いて見える。こういうときの星は、遠目に眺めるに限る。冬空は1等星が多く、劣悪シンチレーションと相まって賑やかい。
星座もいいが、せっかくなら赤い星雲が撮りたい。オリオンの秘所にあるM42をはじめ、馬頭(の背景)、わし、ばら、北へ向かえばカリフォルニアなど、有名どころが並ぶ。さらには、やたらとデカいエンゼルフィッシュやバーナードループなどもある。
いろいろ調べると、F3.5、ISO800、5分ほどでもバーナードループは写るらしい。存在の確認だけなら、それほど高い壁でもなさそう。R2にはインターバル機能があるので、ひたすら枚数を稼いでコンポジットすればいけるかもしれない。
R2のレンズはF3.3。望遠側ではF4.5まで暗くなる。少しでもF値は稼ぎたいので、広角側でオリオン近辺を大きく撮ることにする。
R2はGX系と違い、痒いところに手が届かない。露出は8秒、ISOは800までしかない。RAW出力だのダークフレーム減算だのは当然できない。CCDサイズも1/2.5型と一回り小さい。
とりあえず次のような設定で撮ることにした。
f=35mm相当(ステップズーム使用)、F3.6(マニュアル設定不可)、露出8秒(最大)、ISO800(最大)、ピント∞、露出補正無し、ホワイトバランスは曇り、フラッシュ禁止、10秒インターバルで連続撮影、1280*960ファイン(ノーマルorファイン)、液晶ファインダーは点灯。
三脚に載せ、試し撮りをしながら構図を追い込む。8秒で撮れば、オリオン近辺の星座の形は、液晶表示でも確認できる。位置が決まったら、シャッター押し時のブレを防ぐためタイマーで起動して、インターバル撮影を開始する。
ちなみに、高感度フィルム(=粒子大き目)で標準レンズの場合、天の赤道で星が流れない秒数は15秒という。大雑把に計算すると、1枚の写真に対して高感度フィルムの粒子と今回のピクセルサイズは同程度の荒さ、しかも焦点距離は短く露出時間も半分なので、ガイド無しの固定撮影とした。
20分あまり続け、120枚ほど撮れた。

ダークフレームも、実際に撮ってみるとかなりざらつく。スムージングおよび実験を兼ねて、別途連続撮影してみた。
レンズにキャップを噛まし、タオルで巻き覆いを被せて、光を防ぐとともに熱もある程度こもらせてみる。各種設定は星野撮影時と同じにする。25分ほど撮り続け、152枚のダークフレーム画像を得た。デジカメ本体はほんのり暖かくなっている。
トーン補正をきつめにかけて、いくつかかいつまんで眺めてみると、左上がピンクにかなりカブっている。ただ、撮り初めと撮り終いとで見て判るような差はない。また固定のスポットは、ざらつきに埋もれて判らない。
目立つ熱カブリがおおよそ除去できればよし、ということで、152枚すべてをコンポジットし、滑らかな「ダークフレーム擬」画像を得た。滑らかになると、いくつかのホットスポットも見えるようになる。
画像は、ダークフレームを強調処理し、左上1/4を切り出したもの。
このコンポジットには、月と惑星の天体写真ギャラリーの「Astro-IMaging(AIM)」を使った。AIM関連パッケージというリンクが本体、runtime.exeというリンクがランタイム。WinXP SP3ではランタイムも必要だった。
このツールは、基本BMP形式しか扱えないので、まずはJPEGからBMPへ一括変換する。ヘルプに従い、左上のフォルダリストからフォルダを開き、左下に表示されたファイルを選んで「BMPファイルとして保存」……すると、すべて同一BMP画像になるという凄いバグがある。フォルダを開いたら、AIM側で全選択し、そこへexplorerから当該ファイルをドラッグし、AIM側で全選択のままBMP化を行う。できたBMPファイル群を選択し、「コンポジット(加算平均)」または「ダークフレーム作成、登録」を行うと、「滑らかなダークフレーム疑」が得られる。
AIM上では、作成したダークフレームを使って、撮影ファイル群を一括して減算処理することができる。できたての無劣化BMPファイルを使えるので、比較的きれいに引ける。
いったんJPEGで保存したファイルを使って、ダークフレーム減算できるツールもある。現在は公開を終えているが「デジカメ-ノイズリダクション」というツールがある。いくつか勝手公開サイトもあるようだが、Web Archiveの、2005年あたりの分にバイナリも残っている。ちなみにこのツールは、Exifファイルしか扱えないらしい。普通に作ったJPEGファイルではエラーで蹴られるので、F6 Exifなどで適当なExifデータを追加してやる必要がある。
他には、SiriusCompあたりも使えそう。
ただし、現在の世の常識はRAWデータによる処理。ほとんどのツールはRAWにしか対応していない。
ダークフレーム減算ができたら、いよいよコンポジット。切りのいい枚数でないとよろしくないらしいので、96枚で13分弱露出相当、ということにした。普通であればバーナードループも余裕で写る露出時間。
コンポジットにはYIMGを使った。
このツールには、ファイル読み込み時に自動的にダークフレームを引いてくれる機能がある。ただしそのダークフレームはRAWデータのみなので、今回の用途では使えない。
このツールは4枚ずつしかコンポジットしてくれない。その代わりに、多少の位置のズレは直してくれる。手間ではあるが、4枚ずつ24回、それをさらに6回、3枚ずつ2回、ラストに2枚を合成して計33回の平均化コンポジット作業で1枚の画像を得た。各段の中間ファイルは、ビット落ちを防ぐために48bitTIFFを使った。
できあがった画像は、見られる輝度レベルになるように、トーン補正など簡単な処理を施した。



1枚目がダークフレーム減算なし、続いて「デジカメ-ノイズリダクション」によるJPEGダークフレーム引きのもの、最後がAIMでのダーク引きのもの。
ダーク引きが無いものは、ピンクカブリがよく見える。星はそれなりに写っており、6等星+αといったところ。画角的に光害に見えなくもないが、これはCCDの熱カブリ。
JPEGでダーク引きしたものは、引き残しが斑になって残る。ちょっと見苦しいが、ノイズレベルが下がった分底上げができるのか、微光星は前者よりやや見やすい。
最後のAIM上でのダーク引きのものは、かなりきれいに引けて、背景は均一に暗くなっている。ただ、微光星も消えてしまい、さらには横方向に刷毛で掃いたようなノイズが広範囲に出ている。コンポジット前の画像でも掃いたような痕になっており、ダーク引きでの不具合なのは判るがどうにもならない。
ちなみに、両サイド縦方向に細かくスリット状に見えるのは、固定撮影で星が動いた分を、コンポジットの際に合わせたため。また、周辺画像が著しく流れているのは、歪曲(収差)のある広角レンズで撮ったものを、無理に合わせこんだため。広角レンズでは、天球面を平面に射影するため、幾何学的に歪みが発生する。ガイドしながら撮影すれば、これらは解消されるはず。
そもそもの目的の赤い星雲は、まったく撮れなかった。ベテルギウスと熱カブリ以外は「色気」のない画像。フィルムの固定撮影ですら確認できるM42も、少しも赤くない。基本的に赤に弱いのか、たった8秒しか露出を掛けられないためか。最微光星が6等程度というところからすれば、暗がりは得意ではなさそう。良く取れば、人の視覚を忠実に再現している、とも言える。
しばらく前に、具合の悪くなったPCの救護を要請されたときの顛末メモ。
「WinME機をまっさらにしようと、リカバリーを始めたが一向に進まない。」
出向いて見ると、本当に進まない。あれこれ調べたところ、初めにパーティションを切る段で、半分強のあたりから進まない。当然、それ以降のフォーマットおよびインストールも行えない。メーカであるNECの電話サポートと話してみたものの、最終的には「ハードウェア的にダメかもしれませんねぇ。」
ちなみにこのマシンには、パーティションをいじるツールを使った経歴があったが、それは問題ないとの言質をサポートから得ている。
ダメかもとまで言われたので、ダメ元でローレベルフォーマットを試みることにした。ググってみると、いくつかのツールが見つかる。幸いFDD付きのマシンであったので、MaxstorのMAXLLFを使うことにした。
使い方などは詳しいサイトがある。ちなみにMaxstorはSeagateに吸収されているので、このツールは現在はオフィシャルではない。
別のWinXP機でフロッピを起動用にフォーマット、そこにmaxllf.exeをコピー。日本語キーボードを認識させるために、autoexec.batには「keyb jp」を記述しておく。
当該機をそのフロッピから起動し、MAXLLFを実行。フォーマットは非常に時間が掛かるので、動き出したのを確認して、「終わるのは深夜だろうから、完了後にまた普通にリカバリーやってね」と言い残して帰宅。翌日、なんの問題もなくリカバリーまで完了した、との報。その後しばらく経つが、トラブルもなく使えているという。
WinXP MCE(MediaCenterEdition)機が持ち込まれた。Windowsが立ち上がらず、黙りこくったまま。放っておくとコマンドラインにエラー表示が出る。もし拾えそうなデータがあれば拾っておいてね、とのこと。
表示されるエラーは、「OSに必要なファイルが無い」ようなことを言っている。しかも、起動を試みるたびにファイル名が変わる。とりあえず中身を見てみようと、WinXPのCD-ROMから回復コンソールを起動。しかしルートとシステムフォルダぐらいしかアクセスできず、まったく使えない。chkdskを掛けてみるが60%あたりでほぼ停止。一晩寝かしても71%止まり。Windowsからではダメっぽいので、別のOSからのアクセスを試みることにする。
覗くにはDOSの類が手軽そうな気がしたが、このマシンはFDDベイにはカードリーダが収まっている。またそのDOSで「ファイルの共有」ができるのかも判らない。調べていくと、CD1枚で立ち上がるlinuxがあるらしい。knoppixといい、最新版は6.0.1。ただこのバージョンには、samba(「ファイルの共有」相当)が入っていないので、5.1.1の方を使うことにした。
CDイメージであるknoppix511-TC-Geeks-101.isoをダウンロードし、CD-Rに焼く。ライティングソフトは、@ITで紹介されているISO Recorderを使う。右クリックからシンプルに作業ができて便利。
当該PCでknoppixを起動し、「ドライブをマウント」など目新しい作法に戸惑いながらも、HDDの中身を確認する。セキュリティの関係か単に壊れて消えたのか判らないが、Program Filesなどありそうなフォルダが無かったり、既存フォルダもほとんど空だったり。sambaを起動し、とりあえず目ぼしいものをLAN経由で別PCへ移した。
OS部分だけでも再生させてみたらどうか、と、WinXPのCDから修復インストールを試みる。system32フォルダなど基幹部分のあたりが壊れているようなので、それらフォルダ名はリネームして「使用済み」を演出しておく。インストールが終わると、新たにシステムフォルダなども作成され、なんとかデスクトップが出るところまでこぎつけた。HDDを再確認してみるが、knoppixから見たのと変わり映えない。起動中にエラーも出ていたので、データ救出はここまでとして、新規のインストールを試みる。
diskpartでパーティションを切り直し、formatでドライブをフォーマット。しかし、このフォーマットがのっけの1%あたりで止まってしまう。再びローレベルフォーマットを試すことにする。
FDDレスのマシンであるので、今回はCDブート可能なSeaTools(PowerMAX後継ツール)を使う。Seagateのサイトから辿っていきDOS版SeaToolsをダウンロードする。ライセンス規約承諾、メールアドレスの入力を経た後、言語やメディアでダウンロード対象を選ぶ。日本語のISO CD-ROM Image版を選択すると、ISOファイルがダウンロードできる。このファイルを、先にも使ったISO Recorderで焼く。
ブートすると、FreeDOSが起動し、その上でSeaToolsが実行される。動作は非常に緩慢。クリックが1秒後に反映される感じ。ワイヤレスマウスなどの影響だろうか。ともかくフォーマットを試みるが、「エラーの数が99個を超えた」と断られてしまう。表示メッセージには、「70℃を超えたか超えたことがある」云々、とある。スリムタワー型の狭い中に押し込められて、灼熱地獄で逝ったのかもしれない。
ともあれ、ローレベルフォーマットができないことには仕方がないので、前回使ったMAXLLFをなんとか使ってみることにする。MAXLLFはフロッピから起動するので、Virtual Floppy DriveでFDDイメージを作り、fdtoisoでISOイメージファイル化、それをISO RecorderなどでCD-Rに焼きこむ。このCDでブートすると、あたかもFDDから起動したように動作する。作成の詳細は後述。
結局のところ、MAXLLFはIDE(parallel-ATA)専用らしく、serial-ATAのこのマシンのHDDは、認識自体しなかった。熱ストレス歴があり、フォーマットすらできないHDDであるので、回転数の低めな新品に換装し、リカバリインストールして完了とした。
FDDから起動するように見せかける、ブートCDの作り方は次のとおり。
必要ツール類:
1.Virtual Floppy Driveを起動し[ドライバ]タブ-[インストール]ボタン押下
2.[ドライバ]タブ-[開始]ボタン押下
3.[ドライブ0]タブ-ドライブ文字:[変更]ボタン押下
4.ドライブ文字をB:などに変更
5.[ドライブ0]タブ-[開く/新規]ボタン押下
6.適当な場所に適当な名前でイメージを作成、ディスク種別は[FILE]に変更し[開く]
7.explorer上にB:ドライブが現れるので、「MS-DOS起動ディスクを作成する」フォーマット
8.maxllf.exeをB:にコピー
9.B:¥autoexec.batに「keyb jp」を追記
10.[ドライブ0]タブ-[閉じる]ボタン押下
11.[ドライバ]タブ-[アンインストール]ボタン押下
12.Virtual Floppy Driveを終了する
13.fdtoisoを起動し、6.で作成したイメージファイルをD&Dし、ISOイメージファイルを作成
14.ISOイメージファイルを右クリックしてISO Recorderで書き込む
「WinME機をまっさらにしようと、リカバリーを始めたが一向に進まない。」
出向いて見ると、本当に進まない。あれこれ調べたところ、初めにパーティションを切る段で、半分強のあたりから進まない。当然、それ以降のフォーマットおよびインストールも行えない。メーカであるNECの電話サポートと話してみたものの、最終的には「ハードウェア的にダメかもしれませんねぇ。」
ちなみにこのマシンには、パーティションをいじるツールを使った経歴があったが、それは問題ないとの言質をサポートから得ている。
ダメかもとまで言われたので、ダメ元でローレベルフォーマットを試みることにした。ググってみると、いくつかのツールが見つかる。幸いFDD付きのマシンであったので、MaxstorのMAXLLFを使うことにした。
使い方などは詳しいサイトがある。ちなみにMaxstorはSeagateに吸収されているので、このツールは現在はオフィシャルではない。
別のWinXP機でフロッピを起動用にフォーマット、そこにmaxllf.exeをコピー。日本語キーボードを認識させるために、autoexec.batには「keyb jp」を記述しておく。
当該機をそのフロッピから起動し、MAXLLFを実行。フォーマットは非常に時間が掛かるので、動き出したのを確認して、「終わるのは深夜だろうから、完了後にまた普通にリカバリーやってね」と言い残して帰宅。翌日、なんの問題もなくリカバリーまで完了した、との報。その後しばらく経つが、トラブルもなく使えているという。
WinXP MCE(MediaCenterEdition)機が持ち込まれた。Windowsが立ち上がらず、黙りこくったまま。放っておくとコマンドラインにエラー表示が出る。もし拾えそうなデータがあれば拾っておいてね、とのこと。
表示されるエラーは、「OSに必要なファイルが無い」ようなことを言っている。しかも、起動を試みるたびにファイル名が変わる。とりあえず中身を見てみようと、WinXPのCD-ROMから回復コンソールを起動。しかしルートとシステムフォルダぐらいしかアクセスできず、まったく使えない。chkdskを掛けてみるが60%あたりでほぼ停止。一晩寝かしても71%止まり。Windowsからではダメっぽいので、別のOSからのアクセスを試みることにする。
覗くにはDOSの類が手軽そうな気がしたが、このマシンはFDDベイにはカードリーダが収まっている。またそのDOSで「ファイルの共有」ができるのかも判らない。調べていくと、CD1枚で立ち上がるlinuxがあるらしい。knoppixといい、最新版は6.0.1。ただこのバージョンには、samba(「ファイルの共有」相当)が入っていないので、5.1.1の方を使うことにした。
CDイメージであるknoppix511-TC-Geeks-101.isoをダウンロードし、CD-Rに焼く。ライティングソフトは、@ITで紹介されているISO Recorderを使う。右クリックからシンプルに作業ができて便利。
当該PCでknoppixを起動し、「ドライブをマウント」など目新しい作法に戸惑いながらも、HDDの中身を確認する。セキュリティの関係か単に壊れて消えたのか判らないが、Program Filesなどありそうなフォルダが無かったり、既存フォルダもほとんど空だったり。sambaを起動し、とりあえず目ぼしいものをLAN経由で別PCへ移した。
OS部分だけでも再生させてみたらどうか、と、WinXPのCDから修復インストールを試みる。system32フォルダなど基幹部分のあたりが壊れているようなので、それらフォルダ名はリネームして「使用済み」を演出しておく。インストールが終わると、新たにシステムフォルダなども作成され、なんとかデスクトップが出るところまでこぎつけた。HDDを再確認してみるが、knoppixから見たのと変わり映えない。起動中にエラーも出ていたので、データ救出はここまでとして、新規のインストールを試みる。
diskpartでパーティションを切り直し、formatでドライブをフォーマット。しかし、このフォーマットがのっけの1%あたりで止まってしまう。再びローレベルフォーマットを試すことにする。
FDDレスのマシンであるので、今回はCDブート可能なSeaTools(PowerMAX後継ツール)を使う。Seagateのサイトから辿っていきDOS版SeaToolsをダウンロードする。ライセンス規約承諾、メールアドレスの入力を経た後、言語やメディアでダウンロード対象を選ぶ。日本語のISO CD-ROM Image版を選択すると、ISOファイルがダウンロードできる。このファイルを、先にも使ったISO Recorderで焼く。
ブートすると、FreeDOSが起動し、その上でSeaToolsが実行される。動作は非常に緩慢。クリックが1秒後に反映される感じ。ワイヤレスマウスなどの影響だろうか。ともかくフォーマットを試みるが、「エラーの数が99個を超えた」と断られてしまう。表示メッセージには、「70℃を超えたか超えたことがある」云々、とある。スリムタワー型の狭い中に押し込められて、灼熱地獄で逝ったのかもしれない。
ともあれ、ローレベルフォーマットができないことには仕方がないので、前回使ったMAXLLFをなんとか使ってみることにする。MAXLLFはフロッピから起動するので、Virtual Floppy DriveでFDDイメージを作り、fdtoisoでISOイメージファイル化、それをISO RecorderなどでCD-Rに焼きこむ。このCDでブートすると、あたかもFDDから起動したように動作する。作成の詳細は後述。
結局のところ、MAXLLFはIDE(parallel-ATA)専用らしく、serial-ATAのこのマシンのHDDは、認識自体しなかった。熱ストレス歴があり、フォーマットすらできないHDDであるので、回転数の低めな新品に換装し、リカバリインストールして完了とした。
FDDから起動するように見せかける、ブートCDの作り方は次のとおり。
必要ツール類:
- Virtual Floppy Drive 2.1(vfd21-080206.zip :仮想な背中)
- 起動FDイメージをISOイメージに変換するプログラム(fdtoiso_gui.lzh)
- ISO RECORDER(ISORecorderV2RC1.msi:@ITの解説)
1.Virtual Floppy Driveを起動し[ドライバ]タブ-[インストール]ボタン押下
2.[ドライバ]タブ-[開始]ボタン押下
3.[ドライブ0]タブ-ドライブ文字:[変更]ボタン押下
4.ドライブ文字をB:などに変更
5.[ドライブ0]タブ-[開く/新規]ボタン押下
6.適当な場所に適当な名前でイメージを作成、ディスク種別は[FILE]に変更し[開く]
7.explorer上にB:ドライブが現れるので、「MS-DOS起動ディスクを作成する」フォーマット
8.maxllf.exeをB:にコピー
9.B:¥autoexec.batに「keyb jp」を追記
10.[ドライブ0]タブ-[閉じる]ボタン押下
11.[ドライバ]タブ-[アンインストール]ボタン押下
12.Virtual Floppy Driveを終了する
13.fdtoisoを起動し、6.で作成したイメージファイルをD&Dし、ISOイメージファイルを作成
14.ISOイメージファイルを右クリックしてISO Recorderで書き込む

●
MPEG2がコマ送りになる、PDFのページ送りに数10秒かかる、ブラウザが緩慢でサポートも切れる……などWin95機があまりに時代遅れとなり、やむにやまれず購入したWinXP機。そのマシンも8年を経て、MPEG4がスローモーションになり、Web上のフラッシュで反応が鈍くなるなど、つらい状況になってきた。ただ、多少の投資で延命はできそうなので試みた。
●
動画を扱うとすぐに足りなくなるHDD。これに関しては、かなり以前から増設済みで、IDEの空きは全て埋まっている。HDD3台+光学ドライブ構成で運用中。
最近はSATAが主流になりIDE(=PATA:ParallelATA)のものは見かけなくなってきている。あっても容量は500GBどまり。旬のビット単価からも外れてきているので、このインターフェイスで増設するなら早い方がよい。
かつてSCSIのMOを積んでいた頃は、HDDを増設しようにも、空きが5インチベイしかなくケーブル長も足りない、ということがあった。そのときは、旧機のATA33ケーブルを流用し、両面テープで5インチベイへの貼り付けることでしのいだ。両面テープは、発泡材を使った1mm程度の厚さのあるタイプがよく着く。
写真は、左下方向が背面。通常使用時の正面向かって左面および正面がL型に蓋になり、それを開けたところ。ドライブ類は蓋側に着いている。増設バス最上部がAGPで、グラフィックカードは換装済み(後記)。購入したRIMM(RDRAM)をC-RIMMと挿しかえる(後記)ところ。
次期マシンへの流用や移行を考えると、USB接続の外部HDDも選択肢に入る。購入したときには、1TBが1万円を切っていたが、現在は1.5TBがそこに位置し、2TBも1万円そこそこで買えるようになった。外付けは、速度は内蔵に劣るが、データ置き場には支障ない。ただし、Dimension8200はUSB1.1。これではあまりに遅いので、USB2.0ボードも追加した。PCI用のUSB2.0ボードは1000円程度。
光学ドライブは、最も安かったCD-Rドライブを載せていた。数年でCD-Rの読み取りができなくなるなど不調だったため、DVDマルチドライブに換装。これは3000円あまり。このマシンで唯一故障したのがこれ。
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PC性能の要はCPU。購入当時はPentium4の1.6/1.8/2.2GHzあたりから選ぶことができ、コストパフォーマンスの良かった1.8GHzを選んだと記憶する。調べてみると、FSBを533MHzとすることで3.06GHzまで載せることができるらしい。本機は850E搭載機のようなので、533MHz化は可能。ただ、ヤフオク相場3000円でクロック1.5倍にして効果を体感できるか、250Wしかない電源から食わせるだけの意味があるのか、などを考慮し見送ることにした。
メモリは、スロット4本のうち2本を使って512MBが載っている。1GBの追加を目論んだが、RDRAMの512MBはかなり高く、2枚組3000円台が底値という相場。256MB×2だと1MB/円程度、256MB×1や128MB以下ではそれよりだいぶ下がる。実用性とコストパフォーマンスに見合うであろうということで、256MB/16 PC-800/45nsを2枚追加し1GBとした。
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いま売られているディスプレイはLCDのみ。縦1200px以上は欲しいが、視野角の狭いTNを除くと選択肢は限られてくる。安いSAMSUNGか輝点ゼロ保証のDELLか……どうせ買うならちゃんとしたものの方がいい……もう1.5万円足せば27インチも射程に……と、結局5万円ちょっとの時を狙ってU2711を購入。それでも21インチCRTの半額。
あまりに大きかったので、机も拡張。こちらは材料費タダ。
ちなみにDELLは、個人でも個人事業主として法人製品の購入が可能。個人より法人向けのメールの方が安値が多い感がある。また、価格.comが最安値の場合もある。さらに、ググれば常時3~5%引きクーポンが配布されている。なお、法人向け製品には、PCリサイクル料金は含まれないので、処分時には別途必要になる。
U2711は、韓国LG製のIPSパネルを使っている。マックの27インチの同等品と言われ、ノングレアであることが異なる。ノングレアにしたために「ギラツブ」「目潰し」などと呼ぶ人もいる。近寄って見ると、たしかに細かな「もじゃもじゃ」感はあるが、常識的なレベルに輝度を下げ距離を離せば、まったく気にならない。
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本機は850EでAGP2.0(4x)。ハイビジョンクラスのMPEG4再生はかなり重く、ソフトウェア再生は既に破綻している。電源はたかだか250Wなので、大飯食いはダメ。そんな諸条件から、SAPPHIREのHD4650 1GB DDR2 AGPを選んだ。日本語サイトではAGPスピードは8xとなっているが、英語サイトでは4xの記述もある。再生ソフトを選ぶが、ハードウェアによる再生支援機能もついているので、MPEG4もぬるぬる動く。日本版との価格差が大きいので、T-ZONEで並行輸入品を8000円弱で購入した。U2711とはDVIで接続。電源ケーブルが多少短いが、特に追加購入を要するものはなかった。
写真はMX420とHD4650(右)の大きさ比較。HD4650にはこのあと、左下のコネクタに黄色と黒の電源ケーブルが接続される。
9月に発芽したハエトリソウ。結局一つしか出なかったが、それなりに生きている。
9/12、双葉が伸び種の殻を脱いだ。
双葉は尖っていて、捕虫葉はついてない。
その後、小さな捕虫葉を持つ本葉も展開。ただし、まったく大きくなる様子はない。
そして12月に入ると、だんだん赤っぽく色づき始めた。12/19撮影。
中央の謎の物体がそれ。下方に伸びるのが根。上方および右に延びて上にカールしているのが双葉。右上方向に伸びるのが本葉。先端に捕虫葉が見える。
1年生は無理に冬越しさせない方がいいとも聞く。とりあえず枯死防止のため、凍る頃には軒下に入れた方がいいかもしれない。
双葉は尖っていて、捕虫葉はついてない。
そして12月に入ると、だんだん赤っぽく色づき始めた。12/19撮影。
中央の謎の物体がそれ。下方に伸びるのが根。上方および右に延びて上にカールしているのが双葉。右上方向に伸びるのが本葉。先端に捕虫葉が見える。
1年生は無理に冬越しさせない方がいいとも聞く。とりあえず枯死防止のため、凍る頃には軒下に入れた方がいいかもしれない。
速いような長いような、今年もこれで最終。
猛烈に暑い夏、短い秋を経て寒い冬。猛暑厳寒の厳しい変化には地球の警鐘だと言い、冷夏暖冬では異常気象だと言う。さじ加減はなかなか難しい。とりあえず今年は、台風は少なかった。
撮影は19日。
エビガライチゴ(Rubus phoenicolasius)
いい具合に紅葉したエビガライチゴ。霜がよく降りるようになってから、ぐっと色づいてきた。
カジイチゴ(R. trifidus)
さすがのカジイチゴも冬芽の準備を始めた模様。露地植え日当たり良好風当たり弱し、環境が厳しくないせいか紅葉はあまりしない。
クサイチゴ(R. hirsutus)
日当たりは悪いが風もほとんど当たらない。徒長気味ながら青々としている。
クマイチゴ(R. crataegifolius)
クマイチゴは小汚く黄葉。冬芽はしっかり。
天竜スーパー林道でトゲのないクマイチゴを見つけたが、栽培してみると結局トゲだらけになった。木陰で柔に育っていただけらしい。
コジキイチゴ(R. sumatranus)
コジキイチゴは芽が吹いてしまっている。
これから来る寒波で、また葉を凍らせて痛めるのに。
ナワシロイチゴ(R. parvifolius)
このあたりの雑木(エノキ、ムクノキ)が大きくなり日が当たりにくくなってきている。競っていたススキはすっかりおとなしくなり、ナワシロイチゴも一時の勢いがなくなってきている。代わりに目立ってきたのが、ヒガンバナとテイカカズラ。
移植するまでもなく、すでにあちこちに生えている。ここは5年と持たないかもしれない。
ニガイチゴ(R. microphyllus)
ニガイチゴは、普通に育てればきれいに紅葉する。写真は悪い例。
白粉をした枝に真っ赤な冬芽。トゲが猛烈だが眺めても楽しめる。
バライチゴ(R. illecebrosus)
バライチゴは去年とあまり変わらない様子。基本的に、枝を残して冬芽で越す、というスタイルではないのかもしれない。カタバミに埋もれた下部では、まだ緑色の茎を残している。
天然の開花結実冬越しを見たことがないので判らないが。
ヒメバライチゴ(R. minusculus)
ヒメバライチゴは多少紅葉。冬芽と思ったものは芽吹いてきている。
フユイチゴ(R. buergeri)
下草のフユイチゴ。秋から熟しはじめ生るのは生っていたが、ここにきて周辺の草が枯れてきたために、赤い実がとても目立っている。
緑の葉に真っ赤な実、ちょっと雪でも乗っかれば画になる。
モミジイチゴ(R. palmatus)
モミジイチゴは、あまり紅葉しないまま、さっさと葉を落とす。半分程度散ったところ。
真っ赤でぷっくり太った冬芽が育っている。
雑種:カジコジキ(R. trifidus × R.sumatranus ※※)
カジコジキは、コガネ子により一鉢死滅。黄葉を始めた株もある。
雑種:コジキカジ(R. sumatranus × R.trifidus ※※)
コジキカジは、相変わらずカジコジキより大きめ。
雑種:カジモミジ(R. trifidus × R.palmatus ※※)
カジモミジは紅葉。上手く育てれば鑑賞に耐えうるかもしれない。冬芽もしっかり。
小葉の方は、オレンジの縁取りになるだけで、あまり色づかない。多少成長したようにも見える。
雑種:トヨラクサイチゴ(R. × toyorensis)
トヨラクサイチゴも紅葉しかけ。
風の当たる自生地では、かなり赤くなっているのを見たことがある。
雑種:ヒメカジイチゴ(R. × medius)
ヒメカジイチゴはよく紅葉する。うっすら白む枝もあり、ニガイチゴの影響を思わせる。
カジイチゴとニガイチゴやモミジイチゴとの組み合わせは、相性がいいのかもしれない。
ブラックベリー・エバーグリーン(R. laciniatus ※)
エバーグリーンは、多少色づきつつも濃い緑を維持している。その一方で、冬芽もしっかり。
ブラックベリー・ソーンフリー(R. fruticosus ※)
もう一つのブラックベリーも色づき始め。
ボイセンベリー(R. ursinus × R.idaeus ※)
ボイセンは、四方八方に脱出しかけていたのをまとめたため、よく解らない状態。冬芽はしっかりできている。
ラズベリー・インディアンサマー(R. idaeus ※)
ラズベリーも紅葉し始め。頂部には秋果のミイラ。
ラズベリー・ファールゴールド(R. idaeus ※)
ファールゴールドは、赤い色素を持たないせいか、黄葉しはじめ。
相変わらずの元気のなさ。
学名出典:
無印……YList
※……Wikipedia キイチゴ属
※※……文献無し
猛烈に暑い夏、短い秋を経て寒い冬。猛暑厳寒の厳しい変化には地球の警鐘だと言い、冷夏暖冬では異常気象だと言う。さじ加減はなかなか難しい。とりあえず今年は、台風は少なかった。
撮影は19日。
エビガライチゴ(Rubus phoenicolasius)
カジイチゴ(R. trifidus)
クサイチゴ(R. hirsutus)
クマイチゴ(R. crataegifolius)
天竜スーパー林道でトゲのないクマイチゴを見つけたが、栽培してみると結局トゲだらけになった。木陰で柔に育っていただけらしい。
コジキイチゴ(R. sumatranus)
これから来る寒波で、また葉を凍らせて痛めるのに。
ナワシロイチゴ(R. parvifolius)
移植するまでもなく、すでにあちこちに生えている。ここは5年と持たないかもしれない。
ニガイチゴ(R. microphyllus)
白粉をした枝に真っ赤な冬芽。トゲが猛烈だが眺めても楽しめる。
バライチゴ(R. illecebrosus)
天然の開花結実冬越しを見たことがないので判らないが。
ヒメバライチゴ(R. minusculus)
フユイチゴ(R. buergeri)
緑の葉に真っ赤な実、ちょっと雪でも乗っかれば画になる。
モミジイチゴ(R. palmatus)
真っ赤でぷっくり太った冬芽が育っている。
雑種:カジコジキ(R. trifidus × R.sumatranus ※※)
雑種:コジキカジ(R. sumatranus × R.trifidus ※※)
雑種:カジモミジ(R. trifidus × R.palmatus ※※)
小葉の方は、オレンジの縁取りになるだけで、あまり色づかない。多少成長したようにも見える。
雑種:トヨラクサイチゴ(R. × toyorensis)
風の当たる自生地では、かなり赤くなっているのを見たことがある。
雑種:ヒメカジイチゴ(R. × medius)
カジイチゴとニガイチゴやモミジイチゴとの組み合わせは、相性がいいのかもしれない。
ブラックベリー・エバーグリーン(R. laciniatus ※)
ブラックベリー・ソーンフリー(R. fruticosus ※)
ボイセンベリー(R. ursinus × R.idaeus ※)
ラズベリー・インディアンサマー(R. idaeus ※)
ラズベリー・ファールゴールド(R. idaeus ※)
相変わらずの元気のなさ。
学名出典:
無印……YList
※……Wikipedia キイチゴ属
※※……文献無し
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