どうも、カメムシがよく大量発生する。
記憶にあるのは、数年前の晩夏。夜にガソリンを入れに行くと、照明にみっしりのカメムシ。入れてる最中にもポコンポコンとルーフに落ちてくる。気をつけていても、いつの間にか踏んづけてしまう。帰途の車内には当然のごとく香りが充満。それ以来、極力日が出ているうちに給油するよう心がけている。
今年もまた、急に増えてきた。網戸や玄関灯に集り、ジョロウグモの主食の座に就いている模様。
庭の一角に、ポポー、ユズ、ポンデローザ、マンサク、ムラサキハシドイ(ライラック)などが混然と植わっているところがある。このムラサキハシドイが、ツヤアオカメムシの溜まり場になっている。
樹高は2.5mほどあるが主幹は細く、暑さのせいかずっと調子の出ない木。一応毎年花は着けるが、葉焼けするのか、いまは主幹の先に少し葉が残る程度。この木のその僅かな緑を目指して、10匹20匹という単位で集まってくる。
この臭いはどうにも耐え難いので、撮影後、キンチョールをお見舞いさせてもらった。見えない葉陰などからも、わらわらと湧き出てくる。あたふたと歩き回り、もじもじした後、ぽとぽと落ちる。低空飛行していく者もある。
とりあえず一掃できたが、2、3日もすれば、またもとどおり賑やかな「カメムシの木」になっているはず……
ちなみに、網戸に付いたカメムシには、シリコン潤滑剤を吹き付けている。ノズル付きなので狙いやすく、ほんの一瞬かかればそれで効く。油ではないのでベタ付かず、臭い、刺激性、毒性も低い。そもそも、戸のすべりを良くする等に使われるものなので、化学的にほとんどの物を侵さない。
高い濡れ性が、外骨格の隙間から浸透して有効なのではないかと想像している。風呂場で出くわしたゴキブリに、液体石鹸などが覿面なのも同様。
since 2007.8 by K-ichi
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