since 2007.8 by K-ichi

 


花切りを戻して、加熱したマンゴーとその汁
ふたたび、やってしまった。

今年もいただいた完熟アップルマンゴー。手のひらサイズ1個と鶏卵サイズ3個。早速三枚に下ろし、花切りしておく。中骨(タネ)の周りは、皮を剥いて包丁で削いで「切り出し」にする。人に出すわけではないので、見てくれは構わない。
細心の注意を払って処理し、強烈な誘惑を断ち切って、こぼれた汁はきれいに洗い流す。

昨年はこれを食し、わずかなかぶれの兆しの段階で対処、事なきを得た。
しかし、ビクビクしながら食うのもつまらない。そもそもの、かぶれ物質を叩いてしまえばいいのではないか。そういえば、マンゴー加工品ではかぶれたことはない。加熱したら分解するんじゃないか? という、なんとなくの思い付きで、火を通して食べてみた。

 


6/12 エビガライチゴ
13日、エビガライチゴRubus phoenicolasiusが熟した。
数個から20数個程度、まとまって実をつける。こんな房が10数個。渋めに見ても、150個は固そう。8号鉢で施肥などは他種と同様。シュートの勢いがいいので、1m程度でカットしている。

ブラックベリー・エバーグリーンR. laciniatus ※)も今日、ひとつだけ熟した。
土手では、ナワシロイチゴR. parvifoliusが、咲きつつ赤い実を着けている。カジイチゴR. trifidusはまだ生っている。
昨年の記事や、今年はやや早めなことなどを考えあわせると、まもなくブラックベリー類が熟し、フユイチゴ類の蕾が見えてきて、月末にはバライチゴR. illecebrosusも熟れそう。

 


6/2 サラセニアの幼苗
双葉だったサラセニアに、本葉が出てきた。

ぴろっと広げた双葉と違い、細いながらも力強く空へ伸びる。よくみると筒状で、すでに何か捕らえたような、黒い陰が根元近くに見える。筒状ではあるものの、口の形は親株とは違う。種でいえば「ミノール」っぽいような見た目。

親株は今年もたくさん咲いたが、全部干からびてしまった。天候を見誤って、一時的に水切れさせてしまったのかもしれない。
鉢は、雑草の生える余地も無いほど詰まっており、保水力が落ちている可能性もある。周辺にバルブを増やしていくせいで、鉢中央は古いバルブの空き地になっている。そろそろ植替え株分け時か。
今年は人工授粉は行わなかった。

 

前回の実験の続きをしてみた。
旅レコ(GPSLOG)を倒立静置したときの具合、および縦置きと横置きでの移動時の誤差について見てみた。

まずは静置。
前回同様、田園地帯で行う。コールドスタートのまま縦置きにする。記録は5秒間隔。

結果を見ると、距離35m、標高差60m程をずるずる変化していき、3分ほどで落ち着く。
この3分は、「衛星 探索中」表示が終わり、自動的に記録が開始されてからの3分。数10m精度は出ているので、およその番地程度は判る。ちなみに車内助手席では、同様にして9分ほどふらついている。綺麗なデータを得たいなら、好環境でもそれなりに待ってやったほうがよさそう。
落ち着いた時点での地図とのズレは7.5m。ただし標高は、4mほどのはずが36mもある。30分ほど置いておくと、位置はじわりじわりと正規のポイントへ近づく。標高も最終的には17mまで下がる。いずれも直線的な動き。途中で、正立から倒立に置き換えたが、その影響はまったく見られない。

どうやら縦置きなら、正立でも倒立でも構わないらしい。さらに言えば、やはり標高はあてにならない。

 


顕微鏡で画質を確認しているところ
運転免許更新の時期が来た。見慣れた黄土色ライセンスに戻るようだ。

3枚つづりの通知葉書を確認すると、持ち込み写真で免許を作る場合には写真必要、などとある。静岡県では申請写真は不要で、「あごを引いて、目をつむって、ハイこちらを見てっ!」と指名手配様に撮ってくれる。それが、選りすぐりの一品ものを使って作ることができるらしい。

5年間付き合うことになる身分証明証でもあり、見せられるレベルにしたい気持ちは前々からあったので、乗ることにした。
写真を作るにあたり、自分でできることは自分でこなして安価に上げることとし、またプリント結果の画質の確認などもしてみた。

 

5月28日には梅雨入りしたらしい。スカッと晴れる日が無いわりには雨が降ってない気もする。


5/26 クマイチゴと収穫
毎年、クマイチゴRubus crataegifoliusはたくさん実をつける。
放置では熟す前に力尽きてしまうので、水はもちろんとして少々の施肥も欠かせない。ふた月に1度、8号鉢で緩効性化成(10-10-10-1)を3粒。約2.4gを与えている。

同時期に、ヒメカジイチゴR. × mediusやカジモミジ#1R. trifidus × R. palmatusら、雑種たちも熟す。ヒメバライチゴ#1R. minusculus、モミジイチゴ#3R. palmatusらも。

 


旅レコは縦置きが基本
知らぬ地へ行ったとき、あとから地図を眺めても、ルートが確定できないことが多い。記憶とは曖昧なもの。
旅レコ(GPSロガー)を連れて行くことで、少なくとも既存の道路については捕捉できるようになった。

GPSロガーは星との通信で位置を割り出すため、深い山中では具合が悪いこともある。行きと帰りとで50mもズレたりする。ただ大抵は、それより細かい道が無い場所なので困ることはない。徒歩の場合は測定点が多くなる分、平均化して見ればおおよそ正しいルートが見えてくる。

とはいえ、データはできる限りきれいな状態で見たい。環境と誤差について簡単な実験をしてみた。通常使うモード(5秒間隔記録)でロガーは静置しておき、ログのブレを見てみる。

 


4/10 ミヤマニガイチゴ
3月半ばのモミジイチゴ#1Rubus palmatusらを皮切りに、続々と咲いていたキイチゴたち

10日にはミヤマニガイチゴR. subcrataegifolius、18日にはボイセンベリーR. ursinus × R. idaeus ※)、25日にはクロイチゴR. mesogaeus、コジキカジF2R. sumatranus × R. trifidus、インディアンサマーR. idaeus ssp. idaeusが咲いた。

今月に入って、3日にエバーグリーンR. laciniatus ※)、5日にファールゴールドR. idaeus ssp. idaeusとナワシロイチゴR. parvifoliusが、6日にはコジキイチゴの挿し木が開花。

 


のっぺりピアノブラックなUSB-HDD筐体
フナイ機(DXBS320、ダブルチューナ、320GB)のBDドライブが飛んだ。

BD-Rにダビング中、突然のブラックアウト。勝手に電源が切れる現象はたびたび起きており、「またかよ……」で電源を入れなおす。ところが、ディスクを正常認識しない。取り出しても、空の状態を認識しない。中の音などから、どうやらヘッドシーク系が逝ったっぽい。動けなくなったヘッドが、ずっと同じところを見つめているのだろう。

サービスモードで確認すると、使用時間は500時間足らず。ヘッドクリーナでは当然復活せず。サポートに問い合わせたところ、ドライブアッシーは部品代だけで15k程度するとのこと。フナイドライブに15kと言われたら、即決するしかない。関西訛りのお姉さんとの、楽しい時間はそこで終わった。

 


サラセニアの双葉
どうやら、サラセニアが発芽したらしい。

昨年8月と10月に採り播きしたうちの10月分。8月分は発芽なし。
用土は赤玉小粒。腰水しているため、冬には盛大に霜柱が立ち、どこぞに埋もれるなどしてダメになってはしないかと心配していたが、無事だったよう。
先月末に、妙な形の双葉を発見。ググってみたところ、細長いのがそれらしいことが判った。双葉の両手を広げた幅は、約1cm。

ネット情報では、その年に発芽するものもあるらしいが、すべて翌春だった。

関連記事


この記事へのリンク by 関連記事、被リンク記事をリストアップする」記事

ブログ アーカイブ