登山口は、水窪ダムから登ってきても、山住神社方面から北上しても大差ない。スーパー林道のカーブが大きく拡幅され、東屋、トイレ、駐車場など、至れり尽くせりで完備されている。トチノキが植わっているが、今年の結実は確認できなかった。
登り初めに小ピークが2つあり、祠を拝んだあとは長い長い森歩きになる。ほとんど眺望はないが、バラ谷の頭方面が見えるところがある。道は整備され、東屋が山頂過ぎまでに3軒も建つ。
去年のちょうど今頃登った際には、天然マイタケが生えていた。マイタケは何をやっても美味いので、ちょっとだけ期待をしながら出かける。しかし祠を過ぎたところで期待は打ち砕かれた。一抱えに余るほどのマイタケの包み。その先には、選別した残骸が散在。おそらくフォレスターの3人組みだろう。
結局収穫は、カラカサタケと小さなマスタケをひとつづつ。
帰宅後、オリーブオイルで炒めて塩を振ってみた。炒めている最中から良いキノコ臭がする。カラカサタケは、傘は縮んでしまい肉厚感もないが美味い。柄は中空で繊維質だが、口当たりは特に悪くはなかった。動くツバは傘に同じ。
マスタケはスライスして炒めたが、特段の味、香りは感じられず。ただし、鮮やかなオレンジ色は褪せず、歯ごたえも良い。食材の一つとしては十分使える。
道脇にはギンリョウソウ。
森の中では、その他キノコも多数。
伸び切ったところではあるが、迫力のあるサイズのシーボルトミミズ(?)。40cm超。
道脇のヒメシャラには、妊娠したかのような大きな瘤。
ヒメシャラのコブを画像検索すると、かなり有名らしい屋久島のものが多く掛かる。そんな中この瘤をネタに書いているブログ記事も発見。
麻布登山では、頂上前のガレ場が唯一の眺望のある場所。そこからぐるっと撮り、かのツールでパノラマ化してみた。
画像ファイルはGoogleSitesに置いてあるが、オリジナルサイズではリンクが正常にできなかった。
Sites上からは普通にアクセスできるが、埋め込みリンクからは「そのページはない」と言われてしまう。8152px×1259px、1MB強。圧縮をきつくしてファイルサイズ1MBを切ってもダメ。画像サイズを50%まで縮めたら通った。
謎がまた一つ増えてしまった。
再び森に入り、倒木帯を歩く。やがて麻布神社奥宮跡地に着く。
昭和39年9月の台風で大破、再建容易ならぬということで、別に合祀し遷座祭を行い、41年9月に石碑を建ったとのこと。
さらに進むと、倒壊した作業小屋の廃屋がある。小屋左側を奥へ水窪ダムへ下る道があり、赤リボンが続く。
さらに進み、少し高度を上げていくと三叉路に着き、左側にすぐ山頂がある。三角点と各山岳会の誇らしげな看板がたくさん掛かっている。
眺望はなく、周辺は苔むしている。以前登ったときには、2つほどブナシメジを見つけた。
さらに進むと3軒目、最後の東屋がある。その脇にはキツネタケ類が生える。その先は前黒法師山へ続く。
あちこちで見かけた遭難者、鈴木栄治さん捜索の貼り紙。10月14日ということは今年ではない。
最近聞いたニュースは、4日ぶりに救出という話で名前も違う。まだ見つかってないのだろうか。
2013/1/7追記:
山に登ったこともあって、いろいろなルートを物色していたところ、遭難者の関係記事がいくつか見つかった。
上記の救出された件は、前黒法師山へ日帰りの予定が、どう迷ったかバラ谷を超え黒法師岳へ向かう稜線で発見されたらしい。雨辰さんのブログで触れている。
写真の鈴木さんは、状況は厳しそう。甥御さんのブログと思われるものがあった。行方不明からひと月ほど後の記事。
また、別のブログの2011年4月のコメントには、犬連れで捜索している人が居た、とのこと。
山に登ったこともあって、いろいろなルートを物色していたところ、遭難者の関係記事がいくつか見つかった。
上記の救出された件は、前黒法師山へ日帰りの予定が、どう迷ったかバラ谷を超え黒法師岳へ向かう稜線で発見されたらしい。雨辰さんのブログで触れている。
写真の鈴木さんは、状況は厳しそう。甥御さんのブログと思われるものがあった。行方不明からひと月ほど後の記事。
また、別のブログの2011年4月のコメントには、犬連れで捜索している人が居た、とのこと。
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