since 2007.8 by K-ichi

昨年の子は天に召されてしまった。この冬は特別寒かったせいか、耐えられなかった模様。

その訃報を知ってか知らずか、今年は4本も花茎が伸びてきた。子株がものすごく増える株で、株分けしたのに既に誰の花なのかは判らない状態。自重に耐えられないほどに成長し、12個も咲かせたものものある。これの草丈は30cm近い。いっぺんに咲けばかなり見応えがありそうだが、咲くのは2つ3つずつ。長期にわたって咲くことで、天候不順などへの対応をしているのだろう。

写真は、6月25日。咲き始めて数日のころ。



花茎がここまで育ったのは初めて。あらためて見ると奇妙な形をしている。

茎はほぼ円形。4つの白っぽい維管束(?)が見える。茎の頂部付近に、全ての花が着く。分枝は互生。托葉を伴う。托葉は大きなものは1cm弱。茎を包むように舟形をしている。舳先付近でやや船底が深くなり、わずかな鋸歯が見られ、先は細長く尖る。つるっとしたところは双葉のような、鋸歯は捕虫葉の睫毛のような、そんな雰囲気を感じないでもない。
ちなみに花茎に小さな捕虫葉が着くことがあり、キャンドルスティックと呼ぶらしい。これは花芽が葉芽に変わったもののよう。

花茎は、主幹頂部やや下でまず分かれる。成長のいい主枝では、すぐに外側に分枝する(主枝の子1)。主幹から2本の花茎が束生しているようにも見える。ここには托葉は1枚しか着かない(托葉1)。主幹に近いほうが主枝で、主枝からはさらに花茎が分かれる(主枝の子2、主枝の子3)。最終的に主枝先端にも花を着けるが、それまでに枝分かれした花茎の方が長く伸びる。複数段分枝する際は、下部と同じ向きにならないように分かれる。
成長の良くない主枝は、途中に托葉を一枚着けて終わるものもある。

主幹は頂部でも分枝する。ここではほとんど束生状態になるが、よく見ると「接近した互生」になっている。ここの分枝でも、先と同様、最基部で分かれ、主枝が主幹側に位置し、時にはさらに分枝する。そして主枝が最も背が低くなる。

最後に残った主幹の頂部にも花を着ける。例によって、分枝した子分の方が成長がよく、背の低さで1位2位を競っているのがそれになる。


今年も種が採れた。見えているものだけでも10粒を超え、さらに十分育った蕾状のものもある。
今年はもう少し賑やかになりそう。

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