台風10号がやってくる(デジタル台風)ということで、急ぎ、ぐだぐだの体に鞭打って戸中山山塊(麻布山・前黒法師山)へ行ってきた。
昨秋の被災以降、通行止め解除の報がない。目安にも何もならない「当分の間」っていつまでだよ……野鳥の森でキノコでも探そうか、電子工作でもしながら引き篭もろうか……などと逡巡しているところに左記の一報。
7月19日の完工予定だったが、開通は8月7日まで延びた模様。崩れていた法面は、吹付け補強が施されている。とりあえず、麻布山登山口までは車で行けるようになった。
朝の山住峠こそ21℃だったが、下界は35℃クラスの猛暑。山の上もやはり暑い。
登山口ではヤマビルが数匹。ハエ、アブといった羽虫は常につきまとう。ヒヨドリバナはまだ咲かず、アサギマダラは2羽いたのみ。登山道とスーパー林道で、子熊を見かけたのが収穫か。これは初見。
since 2007.8 by K-ichi
前回は、PIC12F675の出力5ピン全てを使って、中華HC595の動作確認をした。無事確認できたわけだが、実働でこれだけI/Oを使っては割に合わない。
普通は全機能使うわけではないので、多少の制限は我慢しつつ少ないピンで駆動する方法、これをいくつか考えてみた。ものぐさなので、追加部品も最小限にしたい。
なお、74HC595のデータシートは、東芝製を代表として参考にしている。
● (A):2ピン使って「動作まる見え」版
シフト状況がパラレル側に筒抜けの、74HC164のような動作になる。
47kΩの抵抗1本を追加している。
この抵抗とICが持つ入力容量とで、RC遅延回路(CR回路、積分回路などとも)を構成し、SCKの数100ns後にRCKが出るようになっている。
普通は全機能使うわけではないので、多少の制限は我慢しつつ少ないピンで駆動する方法、これをいくつか考えてみた。ものぐさなので、追加部品も最小限にしたい。
なお、74HC595のデータシートは、東芝製を代表として参考にしている。
● (A):2ピン使って「動作まる見え」版
シフト状況がパラレル側に筒抜けの、74HC164のような動作になる。
47kΩの抵抗1本を追加している。
この抵抗とICが持つ入力容量とで、RC遅延回路(CR回路、積分回路などとも)を構成し、SCKの数100ns後にRCKが出るようになっている。
2013年ごろから挑んでいる、静岡県内最南の、県内最遠のダイヤモンド富士。
夏至の頃は梅雨なので、なかなか晴れてくれない。それでも、笠雲に遮られたり(2015)、予測がちょっとだけズレたり(2018)、と惜しいこともあった。
今年の夏至は6月22日0時54分。この1週間程度は狙えるのではないか、とカシバードを眺めつつ計画を練っていた。
雨後の晴天、18日は、すっきりと富士山が見えたのだが、日の出直前で雲が掛かってしまった。翌19日も天気はよかったが、「南からの湿った空気」の影響で傘をかぶってしまった。夜露もすごい。
そして20日。出掛けに月は見えたものの、今にも霧になりそうな湿気。ダメもとで観測地へ向うが、案の定真っ白。県境尾根を越えて霧が流れ、空も霞がかかる。低空に行くにつれ濃度は増し、富士山はもちろん、手前の秋葉山すら見えない。
フレーミングが怪しいので、ズームは控えめにして撮ってみた。撮影機材は、EX-10を搭載したデジファミスコ。静止画撮影において、最大で1120mm相当というシステム。
夏至の頃は梅雨なので、なかなか晴れてくれない。それでも、笠雲に遮られたり(2015)、予測がちょっとだけズレたり(2018)、と惜しいこともあった。
今年の夏至は6月22日0時54分。この1週間程度は狙えるのではないか、とカシバードを眺めつつ計画を練っていた。
雨後の晴天、18日は、すっきりと富士山が見えたのだが、日の出直前で雲が掛かってしまった。翌19日も天気はよかったが、「南からの湿った空気」の影響で傘をかぶってしまった。夜露もすごい。
そして20日。出掛けに月は見えたものの、今にも霧になりそうな湿気。ダメもとで観測地へ向うが、案の定真っ白。県境尾根を越えて霧が流れ、空も霞がかかる。低空に行くにつれ濃度は増し、富士山はもちろん、手前の秋葉山すら見えない。
フレーミングが怪しいので、ズームは控えめにして撮ってみた。撮影機材は、EX-10を搭載したデジファミスコ。静止画撮影において、最大で1120mm相当というシステム。
中華通販ではエレキものが安い。数が出る汎用品はその傾向が強いようで、ロジックICのHC595あたりは特に安い。
Aliで10個50円前後、eBayでも80円前後からある。もちろん送料込。アマゾンでは、ぐっと上がって@30円ぐらい。
シリアル-パラレル変換ICなので、ちょっとポート本数を稼ぎたい用途に数が出るのだろう……などと良心的解釈をしていたのだが、「全数不良品だった、偽物かも」という声も聞く。
心配になったので、カソードコモンの7セグメントLED(7セグ、7SEG)を点灯させ、動作を確認してみた。
コントロールの主体は、いつものPIC12F675。これに74HC595を接続し、その先にLEDをつなげる。テスト基板は、ナイトライダーのを流用した。
LEDはパラ接続になっているので、教科書的には正しくない。現実世界ではワンパッケージに入っているLEDたちは特性が似ているはずなので、まとめてしまって抵抗1本でやっつけた。
電流は分流されるため、表示パターンによって明るさが変わってしまう。輝度調整はソフト側で行うこととした。
Aliで10個50円前後、eBayでも80円前後からある。もちろん送料込。アマゾンでは、ぐっと上がって@30円ぐらい。
シリアル-パラレル変換ICなので、ちょっとポート本数を稼ぎたい用途に数が出るのだろう……などと良心的解釈をしていたのだが、「全数不良品だった、偽物かも」という声も聞く。
心配になったので、カソードコモンの7セグメントLED(7セグ、7SEG)を点灯させ、動作を確認してみた。
コントロールの主体は、いつものPIC12F675。これに74HC595を接続し、その先にLEDをつなげる。テスト基板は、ナイトライダーのを流用した。
LEDはパラ接続になっているので、教科書的には正しくない。現実世界ではワンパッケージに入っているLEDたちは特性が似ているはずなので、まとめてしまって抵抗1本でやっつけた。
電流は分流されるため、表示パターンによって明るさが変わってしまう。輝度調整はソフト側で行うこととした。
Iridium46 おそらく最後のパス@浜松市北区
本日14時の軌道情報では、軌道高度は195km×231kmとなっている。今週か来週か、もうまもなく落ちると思われる。
この衛星は、昨年のクリスマスに通過を撮影している。(追記:5/11に落下した模様)
昨日8日、ちょうどいい具合に明け方にやってきた。7日関西、8日中部、9日関東、と巡るタイミングで、浜松では運よく晴れてくれた。
近地点は日本の南海上。上空通過時でも高度は200km強しかない。イリジウム・フレアを起こすあの衛星が、超低空を飛んでしかも頭上に見えるという、めったにない機会。
通過予報は、時間を経るごとに遅れ気味。7日には、5分遅れ30°西ズレ、などという報告もあったが、Heavens-above、SatelliteTrackerともに、そこまでのズレはなかった。
ヒメクマイチゴ(R. × geraniifolius)が咲いた。
これは最近発表された雑種(2018年2月発表のpdf)で、ミヤマモミジイチゴ(R. pseudoacer)とクマイチゴ(R. crataegifolius)によるもの、とされる。
写真の株は、2016年に岐阜でミヤマモミジイチゴの実をもらってきて播いたもの。翌年発芽し、かろうじて冬を越し、厳しい昨夏も越えて生き延びた唯一の株(昨年4月の記事、昨年7月の記事)。
当然、ミヤマモミジイチゴと信じていたのだが、どうにも葉が長い。その後モミジ様の葉も出てきたが、結局7月の記事で、ヒメクマイチゴと判断している。
現在は6号鉢植えで、樹高は30cmほど。ただし新シュートは45cm程度まで伸びている。葉は5裂の欠刻重鋸歯。ミヤマモミジイチゴにクマイチゴの風味をかけた風。葉には毛があり、さわるとモフモフする。全身にトゲもある。
これは最近発表された雑種(2018年2月発表のpdf)で、ミヤマモミジイチゴ(R. pseudoacer)とクマイチゴ(R. crataegifolius)によるもの、とされる。
写真の株は、2016年に岐阜でミヤマモミジイチゴの実をもらってきて播いたもの。翌年発芽し、かろうじて冬を越し、厳しい昨夏も越えて生き延びた唯一の株(昨年4月の記事、昨年7月の記事)。
当然、ミヤマモミジイチゴと信じていたのだが、どうにも葉が長い。その後モミジ様の葉も出てきたが、結局7月の記事で、ヒメクマイチゴと判断している。
現在は6号鉢植えで、樹高は30cmほど。ただし新シュートは45cm程度まで伸びている。葉は5裂の欠刻重鋸歯。ミヤマモミジイチゴにクマイチゴの風味をかけた風。葉には毛があり、さわるとモフモフする。全身にトゲもある。
平成最後の日の出@浜松市北区
平和を願い、国民に寄り添うことを務めとしてきた平成天皇。高齢により職務遂行が難しくなることから譲位を望み、それが果たされるときがきた。
ただ昨今の「平成最後の○○」「新元号、令和」など、年の瀬を思わせるようなお祭り騒ぎを見ると、喪に服することなく代替わりすることにより、国民を元気付けるイベントになることを見越していたのでは、とも勘ぐってしまう。
特例法を作る際には、「天皇は死ぬまで祈っていさえすればいい」なんて反対する人もいたわけだけれど、いまの賑わいをどう見てるんだろう。
さて、日の出。本来は4月30日になるわけだが、生憎の荒天の予報。29日も曇り。浜松市北区では、28日が見ることのできた最後の日の出となった。
寒波が訪れ、西高東低の気圧配置。久々に一桁の最低気温、そしてこの強風。しまいかけたダウンジャケットを引っ張り出しての撮影になった。
5月1日をもって、元号が平成から令和に変わる。
その令和の初日の出は、房小山の北、1860標高点あたりでダイヤモンド富士となる。左図はカシミール3Dによる。
ちなみに、バラ谷の頭でダイヤモンド富士となるのは、4月28日(および8月15日)ごろ。日を追うごとに南下し、ゴールデンウィーク最終日の6日には、房小山と鋸山の中間あたりまで下がってくる。いずれにせよ、あの尾根上のどこかで見られるのだが、さすがにテント持ちでないと厳しい。
泊まれないなら夜間登山でご来光の手も、と考えたのだが、アクセスはなかなか厳しい状況であることが判った。4月21日時点の状況を記す。
その令和の初日の出は、房小山の北、1860標高点あたりでダイヤモンド富士となる。左図はカシミール3Dによる。
ちなみに、バラ谷の頭でダイヤモンド富士となるのは、4月28日(および8月15日)ごろ。日を追うごとに南下し、ゴールデンウィーク最終日の6日には、房小山と鋸山の中間あたりまで下がってくる。いずれにせよ、あの尾根上のどこかで見られるのだが、さすがにテント持ちでないと厳しい。
泊まれないなら夜間登山でご来光の手も、と考えたのだが、アクセスはなかなか厳しい状況であることが判った。4月21日時点の状況を記す。
何気にトヨラクサイチゴ(Rubus × toyorensis)でググっていたら、こんな論文を見つけた。
バラ科ニシムラキイチゴ(Rubus nishimuranus)四国で発見(pdf) : 植物地理・分類研究 バックナンバー第62巻より
内容をざっとまとめる。
カジイチゴ(R. trifidus)とクサイチゴ(R. hirsutus)との雑種には3つの型がある。染色体数に着目すると、2倍体がトヨラクサイチゴでほぼ不稔、3倍体は不稔性の雑種、4倍体はニシムラキイチゴで稔性を持つ、となる。ニシムラキイチゴは発芽も正常で、雑種由来の「種」と考えられる。ニシムラキイチゴは、小笠原および伊豆諸島で見つかっている。これ以外では、今回の徳島での発見が初である。
ちなみにこの論文で「ニシムラキイチゴ」と呼んでいるものは、Ylistではハチジョウクサイチゴを標準和名としている。また別名として、ハチジョウイチゴ、ニシムライチゴが挙げられている。
雑種起源と考えられるが、学名にあるようにひとつの種として扱われている。
バラ科ニシムラキイチゴ(Rubus nishimuranus)四国で発見(pdf) : 植物地理・分類研究 バックナンバー第62巻より
内容をざっとまとめる。
カジイチゴ(R. trifidus)とクサイチゴ(R. hirsutus)との雑種には3つの型がある。染色体数に着目すると、2倍体がトヨラクサイチゴでほぼ不稔、3倍体は不稔性の雑種、4倍体はニシムラキイチゴで稔性を持つ、となる。ニシムラキイチゴは発芽も正常で、雑種由来の「種」と考えられる。ニシムラキイチゴは、小笠原および伊豆諸島で見つかっている。これ以外では、今回の徳島での発見が初である。
ちなみにこの論文で「ニシムラキイチゴ」と呼んでいるものは、Ylistではハチジョウクサイチゴを標準和名としている。また別名として、ハチジョウイチゴ、ニシムライチゴが挙げられている。
雑種起源と考えられるが、学名にあるようにひとつの種として扱われている。
「3000 FRTA」氏の耐熱実験映像
「High Temperature Heat Resistant Polyimide Kapton Tape」のような単語が羅列された商品。15mm幅、33m巻きで1ドル台後半。
本家カプトン(Kapton、東レ・デュポン社製)などなら一桁高いので偽物ではあろう。偽物なりに根性見せてくれるなら掘り出しもんだが。
さて中国から届いたブツは、それっぽい褐色透明のテープ。ただし銘はKoptan-。聞いた話では、Kaptanというのもあるらしい。
さっそく試してみたが、根性はなかった。この動画とまったく同じで、コテで融ける。Koptanは耐熱性のまったく無いニセモノだった。
一般にカプトン、ポリイミドと呼ばれるものは、熱可塑性を持たないという。つまり、加熱しても融けることはない。
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